輝く星座/レット・ザ・サンシャイン・イン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
輝く星座/レット・ザ・サンシャイン・イン
フィフス・ディメンションシングル
初出アルバム『The Age of Aquarius』
リリース
ジャンル サイケデリック・ソウル、サンシャイン・ポップ
時間
レーベル Soul City Records
作詞・作曲 ジェームス・ラド
ジェローム・ラグニ
ガルト・マクダーモット
プロデュース ボーンズ・ハウ[1]
チャート最高順位
  • ビルボード1位
  • 1969年度ビルボード年間2位
フィフス・ディメンション シングル 年表

California Soul
(1969)
輝く星座/レット・ザ・サンシャイン・イン
(1969)
Workin' On a Groovy Thing
(1969)
ミュージックビデオ
「Aquarius / Let the Sunshine In」 - YouTube
テンプレートを表示

輝く星座/レット・ザ・サンシャイン・イン」(Aquarius / Let the Sunshine In)は、フィフス・ディメンションが1969年3月に発表したシングル。1967年10月初演のロック・ミュージカルヘアー』の最初と最後の曲のメドレー。同年4月から6週連続全米1位を獲得し[2]、翌年グラミー賞最優秀レコード賞・最優秀ポップ・パフォーマンス賞を受賞した。

エピソード[編集]

1968年、フィフス・ディメンションはニューヨークのアメリカーナ・ホテルで公演していた。ある日の午後、メンバーのビリー・ディヴィス・ジュニアは買い物に出かけた帰り、タクシーに財布を置き忘れたが、次にタクシーを利用した人物から連絡を受け、その人物に感謝の連絡をしたところ、ブロードウエイで公演中のミュージカル『ヘアー』の制作者の一人とわかり、その人物と妻をグループのショウに招待した。すると今度は制作者側が、フィフス・ディメンションを『ヘアー』の公演に招待、メンバーは劇中の曲「アクエリアス」に感銘を受け、是非録音したいと彼らのプロデューサー、ボーンズ・ハウに申し出た。ハウは難色を示したが、実際にミュージカルを鑑賞し、「レット・ザ・サンシャイン・イン」とのメドレーにするアイディアを得た。当時のシングル盤は3分前後であったため、できあがった7分を超すバージョンの長さが問題となり、編集のうえ5分以内にまとめリリースしたところ、彼らの代表作となった。録音にはハル・ブレインほかレッキング・クルーのメンバーが参加し、ボブ・アルシバーの編曲も巧みであった[3]

カバー・バージョン[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

先代
トミー・ロウ
「ディジー」
Billboard Hot 100 ナンバーワンシングル
1969年4月12日 - 5月17日(6週)
次代
ビートルズ
ゲット・バック