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観栄寺

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観栄寺
所在地 徳島県海部郡牟岐町大字牟岐浦字出羽島39-4
宗派 高野山真言宗
本尊 大日如来
創建年 不詳
正式名 観栄寺
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観栄寺(かんえいじ)は、徳島県海部郡牟岐町出羽島にある高野山真言宗寺院である。本尊は大日大聖不動明王

歴史[編集]

創建年は不詳。観栄寺の裏山の墓地には永禄年間(1558年-1569年)の年号が記されている墓があるほか、1615年元和元年)の年号が刻まれている墓が2基確認されている。寺の過去帳によると1703年元禄16年)の墓が最も古いとされる[1]

境内にある庚申様には紛失物が返ってくる力があると信じられており、古くから出羽島で信仰されている[2]

また1854年12月24日嘉永7年11月5日)に発生した安政南海地震の大津波の碑が建立されており、1928年昭和3年)12月に再建された[3]

交通[編集]

  • 出羽島港より徒歩で約1分。

脚注[編集]

  1. ^ 2003年『徳島年鑑』
  2. ^ 1966年,平凡社『正月行事』
  3. ^ 「南海地震を知る~徳島県の地震・津波碑~」(第21回)-出羽島観栄寺「石碑」”. 徳島県. 2024年6月3日閲覧。