華麗なる千拍子2002

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華麗なる千拍子2002』(かれいなるせんびょうしにせんに)は2002年宝塚歌劇団で上演された舞台作品。雪組[1]公演。形式名は「グランド・レビュー[1]」。22場[1]

原作は高木史朗[1]、監修・演出は酒井澄夫[1]、構成・演出は中村一徳[1]。併演作品は『再会[1]』。

解説[編集]

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[2]参考。内容は『華麗なる千拍子'99』(宝塚大劇場公演)と同じ[1]

1960年初演で、東京公演が芸術祭賞を受けた作品『華麗なる千拍子』の再演。世界巡りの構成になっており、宝塚の舞台の特徴を生かした伝統的なショースタイルを展開。本作品は2002年版として新しいリズム(千拍子)をテーマに構成されている。

公演日程[編集]

※出典は公演案内(宝塚歌劇・公式ページ)を参考にしている[3]

スタッフ[編集]

※『華麗なる千拍子'99』(宝塚大劇場公演)と同じ[1]

主な配役[編集]

  • 歌う紳士S、千拍子の男、マタドールS、パイナップルの女王、リオの男S、ニューヨークの男S、モンマントルの歌手、花の紳士S、デュエット男S、パレードの歌手S - 朝海ひかる[1]
  • 淑女S、千拍子の女、恋人、リオの女S、踊る女S、ニューヨークの女S、歌う女S、デュエットの女S、パレードの淑女S - 舞風りら[1]
  • 紳士A、スタンリー、リオの男A、踊る男A、ニューオリンズの男A、ギャルソン、パレードの紳士A - 貴城けい[1]
  • 黒い影A、踊る男A - 天希かおり[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 90年史 2004, p. 152.
  2. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 180.
  3. ^ 公演案内(宝塚歌劇・公式ページ) 2015年6月19日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 90年史 2004, p. 99.

参考文献[編集]

  • 編集:森照実春馬誉貴子相井美由紀山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 

外部リンク[編集]