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臭素酸ナトリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
臭素酸ナトリウム
Sodium bromate
Sodium bromate
The sodium cation
The sodium cation
The bromate anion (space-filling model)
The bromate anion (space-filling model)
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.029.237 ウィキデータを編集
EC番号
  • 232-160-4
RTECS number
  • EF8750000
UNII
国連/北米番号 1494
性質
NaBrO3
モル質量 150.89g/mol
外観 無色または白色の固体
匂い 無臭
密度 3.339 g/cm3
融点 381 °C (718 °F; 654 K)
沸点 1,390 °C (2,530 °F; 1,660 K)
27.5 g/100 mL (0 °C)
36.4 g/100 mL (20 °C)
48.8 g/100 mL (40 °C)
90.8 g/100 mL (100 °C)
溶解度 アンモニアに溶ける。エタノールに溶けない。
磁化率 −44.2·10−6 cm3/mol
屈折率 (nD) 1.594
構造
立方晶
熱化学
標準モルエントロピー S 130.5 J/mol K
標準生成熱 fH298)
−342.5 kJ/mol
−252.6 kJ/mol
危険性
労働安全衛生 (OHS/OSH):
主な危険性
酸化剤
GHS表示:
支燃性・酸化性物質急性毒性(低毒性)経口・吸飲による有害性
Danger
H271, H272, H302, H315, H319, H335, H341, H350
P201, P202, P210, P220, P221, P261, P264, P270, P271, P280, P281, P283, P301+P312, P302+P352, P304+P340, P305+P351+P338, P306+P360, P308+P313, P312, P321, P330, P332+P313, P337+P313, P362, P370+P378, P371+P380+P375, P403+P233, P405, P501
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
引火点 381 °C (718 °F; 654 K)
安全データシート (SDS) ICSC 0196
関連する物質
その他の
陰イオン
塩素酸ナトリウム
ヨウ素酸ナトリウム
その他の
陽イオン
臭素酸カリウム
関連物質 臭化ナトリウム
次亜臭素酸ナトリウム
亜臭素酸ナトリウム
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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臭素酸ナトリウム(しゅうそさんナトリウム、Sodium bromate)はナトリウム臭素酸塩で、化学式NaBrO3で表される無機化合物である。パーマ液第2剤や羊毛繊維の柔軟剤として用いられる。それ自体は不燃性だが強力な酸化剤であるため、可燃性物質や粉末金属、硫黄を含む物質と激しく反応する。加熱により分解し、臭化水素を含む有毒なガスを生じる。経口摂取すると腎臓や神経系に影響を及ぼすことがある。

出典

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外部リンク

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