「アルファロメオ・164」の版間の差分
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'''アルファロメオ・164'''
[[プラットフォーム]]等を共有する[[姉妹車]]として、[[ランチア・テーマ]]、[[サーブ9000|サーブ・9000]]、[[フィアット・クロマ]]があった。
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=== クアドリフォリオ(QV) ===
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[[1990年]]に台数限定で発売されたチューニングバージョンである。クアドリフォリオとは「四葉のクローバー」を意味し、ジュリア以来アルファ・ロメオの高性能モデルに付けられている名称である。エンジンはハイカム化等のチューニングを施され、ノーマル比15ps増の200ps。このユニットは「世界一官能的なV6」とも呼び称された{{要出典|date=2009年11月}}。
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=== Q4 ===
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FFとしてデビューしたアルファ164であったが、[[1994年]]、四輪駆動のスポーツサルーンとしてQ4が登場する。これは[[1991年]]の[[サロン・アンテルナショナル・ド・ロト|ジュネーブショー]]に出品されたコンセプトカー"プロテオ"に搭載された、シュタイヤープフ社と共同開発した"ビスコマティック"と呼ばれるフルタイム[[四輪駆動|4WD]]システムと、[[ゲトラグ]]社製の6速MTを搭載したモデルであった。232psを発揮する164QV 24V(日本未導入)用のエンジンおよびボディに4WDシステムを搭載しており、リアにドライブシャフトを収めるためにトランクが狭くなっていたり、専用のマフラーが付いていたりするなどの特徴があった。シートはQVと同様レカロ社製のレザーシートが付き、ホイールは専用のスピードライン社製の16インチであった。
=== プロカー4 ===
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[[1988年]]よりFISAが予定していたプロカー選手権用の競技車両として[[アバルト]]と78年までのF1エンジン供給先であった[[ブラバム]]と関係のあるMRD(Motor Racing Developments Ltd)により1987年製作。通称としてはアルファロメオとしての「164 Procar4」、MRD開発コード「BT57」、アバルト開発コード「SE046」と3つの名前を持つ。NA3.5リッターエンジンを搭載し、25000台以上を生産する量産車のスタイルを保っていればボディの材質やメカニカルな部分の制限は一切
スタイリングは車高の低い164同等だが、85年製作である3.5リッターV10エンジンを縦置きミッドシップとし、シャシーは1975年[[ブラバム・BT45]]譲りのノーメックスアルミ[[ハニカム]]コアである[[炭素繊維強化プラスチック|カーボン]]パネルで構成され、カウルはセンターモノコックより前後3分割できる文字通りのレースカーであった。[[ランチア・ベータ・モンテカルロ]]のGr.5時代よりアバルトのオファーが多いかつ、当時ブラバムのドライバーである[[リカルド・パトレーゼ]]等によりラウンチテストが行われ、最高速度340Km/h、0-400mは僅か9.7秒、0-1000mは17.5秒という記録を叩き出す。数日後の1988年9月9日、[[1988年イタリアグランプリ|イタリアGP]]の開催される[[モンツァ・サーキット]]に持ち込まれデモランが行われた。
== エンジン ==
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後期型では3リッターV6(アルファ・ロメオ製)がダイレクトイグニション化などの改良を受けた。その後ヘッドを24バルブ化した3リッターV6 24バルブDOHCエンジンも追加された。スーパー24VとQ4は同じ3リッターDOHCエンジンであるが、チューニングが異なる。
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== 日本での販売 ==
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日本導入は本国発表から遅れること約1年半、当時のインポーターである[[大沢商会]]アルファロメオ事業部を通じて輸入され、大沢自動車販売株式会社ネットワークと[[コーンズ]]モータース・ネットワーク系列で[[1989年]][[4月]]に3.0V6モデルが発売された。左ハンドルのほか、ATモデルでは右ハンドル車も輸入販売された。また、リアウィンドウ内の下部にハイマウント・ストップ・ランプが装備されたモデルもあった。この場合は、リアウィンドウの熱線がハイマウント・ストップ・ランプを避けるかたちで配置されていた。
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{{自動車}}
{{デフォルトソート:あるふあろめお164}}
[[Category:アルファ・ロメオの車種|164]]
[[Category:セダン]]
[[Category:四輪駆動車]]
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