「プルタルコス」の版間の差分
m編集の要約なし |
|||
49行目: | 49行目: | ||
[[Category:120年代没]] |
[[Category:120年代没]] |
||
{{Link GA|de}} |
{{Link GA|de}} |
||
[[af:Plutarchus]] |
|||
[[an:Plutarco]] |
|||
[[ar:بلوتارخ]] |
|||
[[arz:بلوتارك]] |
|||
[[az:Plutarx]] |
|||
[[be:Плутарх]] |
|||
[[be-x-old:Плютарх]] |
|||
[[bg:Плутарх]] |
|||
[[bn:প্লুতার্ক]] |
|||
[[br:Ploutarc'hos]] |
|||
[[bs:Plutarh]] |
|||
[[ca:Plutarc de Queronea]] |
|||
[[cs:Plútarchos]] |
|||
[[cv:Плутарх]] |
|||
[[da:Plutarch]] |
|||
[[de:Plutarch]] |
|||
[[el:Πλούταρχος]] |
|||
[[en:Plutarch]] |
|||
[[eo:Plutarko]] |
|||
[[es:Plutarco]] |
|||
[[et:Plutarchos]] |
|||
[[eu:Plutarko]] |
|||
[[ext:Plutarcu]] |
|||
[[fa:پلوتارک]] |
|||
[[fi:Plutarkhos]] |
|||
[[fr:Plutarque]] |
|||
[[gl:Plutarco de Queronea]] |
|||
[[he:פלוטארכוס]] |
|||
[[hi:प्लूटार्क]] |
|||
[[hr:Plutarh]] |
|||
[[hu:Plutarkhosz]] |
|||
[[hy:Պլուտարքոս]] |
|||
[[ia:Plutarcho]] |
|||
[[id:Plutarkhos]] |
|||
[[io:Plutarchos]] |
|||
[[is:Plútarkos]] |
|||
[[it:Plutarco]] |
|||
[[ka:პლუტარქე]] |
|||
[[kk:Плутарх]] |
|||
[[ko:플루타르코스]] |
|||
[[ky:Херонейлик Плутарх]] |
|||
[[la:Plutarchus]] |
|||
[[lt:Plutarchas]] |
|||
[[lv:Plūtarhs]] |
|||
[[ml:പ്ലൂട്ടാർക്ക്]] |
|||
[[mn:Плутарх]] |
|||
[[mr:प्लूटार्क]] |
|||
[[mrj:Плутарх]] |
|||
[[ms:Plutarch]] |
|||
[[nl:Plutarchus]] |
|||
[[no:Plutark]] |
|||
[[pl:Plutarch]] |
|||
[[pms:Plutarch]] |
|||
[[pt:Plutarco]] |
|||
[[ro:Plutarh]] |
|||
[[ru:Плутарх]] |
|||
[[sh:Plutarh]] |
|||
[[simple:Plutarch]] |
|||
[[sk:Ploutarchos]] |
|||
[[sl:Plutarh]] |
|||
[[sq:Plutarku]] |
|||
[[sr:Плутарх]] |
|||
[[sv:Plutarchos]] |
|||
[[ta:புளூட்டாக்]] |
|||
[[th:พลูทาร์ค]] |
|||
[[tr:Plutarkhos]] |
|||
[[uk:Плутарх]] |
|||
[[vi:Plutarchus]] |
|||
[[war:Plutarco]] |
|||
[[xmf:პლუტარქე]] |
|||
[[zh:普魯塔克]] |
2013年3月12日 (火) 17:30時点における版
プルタルコス(希: Πλούταρχος、羅:Plutarchus、46年から48年頃 - 127年頃)は、帝政ローマのギリシア人著述家。著作に『対比列伝』(英雄伝)などがある。英語名のプルターク(Plutarch)でも知られる。
略歴
ボイオティアにあるカイロネイアの名門出身。アテナイで数学と自然哲学を学び、ギリシャ本土と小アジアのサルディス、エジプトのアレクサンドリアに赴き、カイロネイアの使節としてローマにも度々滞在した。生涯を故郷で過ごし、市民と親しく付き合い、ローマからの客をもてなしたので、家は大いに賑わったとされる。一方では、デルフォイ神殿の神官と交流を持ち、神託を推奨した。
思想的にはアカデメイア派に属し、その他ストア派やペリパトス派の考え方も取り入れていた。
著作
著作活動は熱心で、3世紀頃に編纂されたプルタルコス著作目録によれば、『対比列伝』(英雄伝)をはじめ、227もの書物が挙げられている。
『対比列伝』は1人の人物を記述した単独伝記4編と、古代ギリシアの人物と古代ローマの人物を対比した対比列伝22編からなる。対比列伝では、アテナイの王テーセウスと王政ローマを建国したロームルス、スパルタの律法者リュクルゴスとローマの古王ヌマ、アレクサンドロス3世(大王)とカエサル、などが対比されている。
この『対比列伝』は16世紀にジャック・アミヨによる仏訳がなされ、その仏語版から17世紀のサー・トマス・ノースが訳した英語版を参考にシェイクスピアは『ジュリアス・シーザー』、『アントニーとクレオパトラ』、『コリオレイナス』などのローマ史劇を執筆したとされる。(トマス・ノース英訳版『プルターク英雄伝』が 、1993年に龍渓書舎で高価な特製本2冊組で刊行している、塚田孝雄編)
『倫理論集(モラリア)』は政治・宗教・哲学などについて論じた随想集であり、エッセーの起源であるとされる。のちにモンテーニュやラブレーなどのルネサンス期のフランス文学や、ラ・ロシュフーコーなど17、18世紀のフランスモラリストに、大いなる影響があった。
日本語訳
対比列伝
- 『英雄伝』全6巻(予定)、柳沼重剛ほか訳、京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉(2007年より刊行中、完結時期未定)
- 『プルターク英雄伝』全12巻、河野与一訳、岩波書店〈岩波文庫〉
- 『プルタルコス英雄伝』全3巻、村川堅太郎編、筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉、1996年。(元版は筑摩書房『世界古典文学全集23 プルタルコス』)
- 『プルターク英雄伝』全8巻、鶴見祐輔訳、潮文庫〈潮出版社〉、1971年。(抜粋本が潮文学ライブラリー1巻)
- 『プルターク英雄伝』全6巻、鶴見祐輔訳、改造社、1934年。(※英訳版からの重訳)
倫理論集(モラリア)
- 『モラリア』全14巻(予定)、戸塚七郎ほか訳、京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉、(1997年より刊行中、完結時期未定、2011年5月に9冊目刊)
- 『倫理論集の話』(抜粋訳) 河野与一選訳、岩波書店。
- 『モラリア』は、岩波文庫で以下が刊行(いずれも柳沼重剛訳)
外部リンク
- Plutarch (英語) - スタンフォード哲学百科事典「プルタルコス」の項目。