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2008年12月16日 (火) 01:41時点における版
小原 伊佐美(おばら いさみ、1944年2月15日 - )は、日本中央競馬会・栗東トレーニングセンターに所属している調教師及び元騎手である。宮崎県出身。息子は小原義之。
来歴
1961年、京都競馬場・坂口正二厩舎所属の騎手見習いとなる。
1962年、騎手免許を取得し、同厩舎より騎手デビューする。
1970年、京都競馬場(後に栗東トレーニングセンター)・内田繁三厩舎所属となる。
1977年、騎手を引退し、栗東・吉永猛厩舎所属となり調教助手に転身する。騎手成績は中央競馬通算1814戦174勝。
1979年、調教師免許を取得する。
1980年、厩舎を開業し、10月18日に阪神競馬場で管理馬が初出走し、ハンキツヨシが7着となる。
1981年、タマモコウリュウが3月28日に阪神競馬場で勝利を挙げ、管理馬が延べ51頭目で初勝利を挙げた。
1987年、12月6日の鳴尾記念をタマモクロスが制し、管理馬が重賞競走初勝利を挙げた。
1988年、4月29日の天皇賞(春)をタマモクロスが制し、管理馬がGI競走初勝利を挙げた。さらに1988年度のJRA賞最多賞金獲得調教師を受賞した。
2001年、5月9日に名古屋競馬場で行われた名古屋チャレンジカップ・ジュピター賞をユーコーフォエバーが制し、管理馬が地方競馬で初勝利を挙げた。
表彰
- 1988年
主な騎乗馬
主な管理馬
- タマモクロス(1987年 鳴尾記念、1988年 スポーツニッポン賞金杯、阪神大賞典、天皇賞(春)、宝塚記念、天皇賞(秋))
- トーアファルコン(1988年 CBC賞)
- ロンシャンボーイ(1993年 京阪杯、高松宮杯)
- ルーブルアクト(1993年 鳴尾記念)
- ホクセイアンバー(1994年 小倉記念)
- タマモモノノフ(1994年 小倉障害ステークス)
- タマモイナズマ(1999年 万葉ステークス、ダイヤモンドステークス)
- ホワイトハピネス(2002年 松籟ステークス)
- タマモヒビキ(2002年 小倉大賞典)
- ナナヨーヒマワリ(2008年 マーチステークス)
厩舎スタッフ
- 過去の所属者
- 清山宏明(当時騎手)
人物・エピソード
- タマモクロスが藤森特別(当時400万下)を8馬身の圧勝し、一部マスコミから「菊花賞での関西の秘密兵器」と呼ばれたが、先を考えて菊花賞には出走させなかった。
- 代表管理馬のタマモクロスをはじめ、タマモ株式会社が所有する競走馬を管理することが多い。
- 管理馬には息子で厩舎に所属する小原義之を起用することが多く、父子で重賞を4勝している。