混老頭
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混老頭(ホンロウトウ)とは、麻雀における役のひとつ。4面子1雀頭が全て么九牌(一九牌と字牌)だけで構成された和了形。門前2翻、副露しても2翻。略して混老(ホンロウ)と呼ばれることもある。
概要[編集]
2翻役だが、対々和もしくは七対子が必ず複合するため、4翻以上が確定する。チャンタの対々形式または七対子形式の上位役であるため、チャンタとは複合しない。役牌(場風牌・門風牌・三元牌)や混一色などと複合しやすく、三暗刻、三色同刻と複合することもある。対々形の場合は混老対々、七対形の場合は混老七対と呼ばれる。
字牌を用いない形は清老頭、逆に字牌だけだと字一色となり、混老頭で使える牌13種全てを使うのが国士無双であり、いずれも役満となる。
値段の取り決め[編集]
古いルールや一部のルールでは、門前3翻・副露2翻としている場合や、門前3翻・副露しても3翻としている場合がある。また中には、対々和や七対子を役の定義に含め5翻役として分類しているルールブック[1]も見られるほか、対々形は5翻だが七対形は4翻としているルールも見られる。しかし現在の標準的なルールでは、対々和や三暗刻、三槓子、三色同刻といった対子系の役と同じく、食い下がりなしの2翻役とするのが一般的である。以下の牌姿例でも2翻役として扱う。
牌姿の例[編集]
(例)副露したケース
(例)メンゼンのケース
(例)七対形のケース
待ち。七対子との複合例である。リーチ、ツモ、ドラなどの複合がない場合、混老頭2翻+七対子2翻で25符4翻、現行の一般的なルールでは子6400点にしかならない。七対子のため鳴くこともできず、役牌等との複合も不可能なため、難易度が高い割に点数的に報われないケースの筆頭に挙げられる。
脚注[編集]
関連項目[編集]
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