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混世魔王

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

混世魔王(こんせいまおう)は『西遊記』に登場する妖怪。混世烏魔(こんせいうま)とも呼ばれる。孫悟空の最初の敵でもある。

花果山水簾洞(かかざんすいれんどう)の真下にある坎源山水臓洞(こんげんざんすいぞうどう)に棲み、山中の小妖怪達を支配していた。

悟空が仙術のために水簾洞を留守にしている間、混世魔王はその隙に手下を連れて水簾洞を占拠しようとした。戻ってきた悟空はその話を聞くと、すぐさま水簾洞へ突入し、混世魔王に勝負を挑んだ。混世魔王は悟空が何も武器を持っていないことを確認すると、自らも素手で勝負を挑む。しかし、素手で敵わないと悟るや、刀で襲い掛かる。が、悟空の作り出した分身に気を取られている隙に刀を奪われ、逆に自分が切り裂かれてしまった。

日本のドラマ

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1978年から1980年にかけて放送された日本テレビのテレビドラマ『西遊記』には二度にわたり登場している。

1978年の『西遊記』では第1話にて、原作どおり水簾洞を支配し、孫悟空に倒される。演じたのは松崎真

1979年の『西遊記II』第5話で再登場。大日如来に救われたものの、今度は太陽の鏡を盗み出して、第二の太陽で500年間、夜のない村を支配していた。二度目の登場ではコンドルへの変身能力を持ち、悟空との二度目の戦いで再び敗北する。同一人物設定ではあるが、演者は山本昌平に変更されている。

2006年に放送されたフジテレビドラマ版『西遊記』では、第九巻 「最強妖怪の罠・花の国」にて登場する。演じたのは松重豊。総勢5万もの妖怪軍団を束ねる総大将として君臨する大妖怪で、沙悟浄のかつての主君である。その強さは300人力と言われ、矛と棍棒が合わさったようなポールウェポンと刀を武器とする。普段冷静な沙悟浄も、久々に彼の名を聞いただけで激しく動揺していた。

三蔵法師が幼少の頃、「愛用の椅子に張る布に丁度良い柄の服を着ていた」という理由だけで彼の母を殺害した。その事実を知り、僧侶としてあるまじき怒りと憎しみに震える三蔵をおどけたような表情で煽るという、残虐非道にして悪辣な性格。

参考文献

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関連項目

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