水系感染症

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Waterborne diseases
Groundwater Contamination Latin America Sm.png
水系感染症は、便壺からの病原体で汚染された地下水を通して広がりえる
診療科 感染症
世界の疾病負荷(WHO, 2019年)[1]
順位 死因 DALYs (万) DALYs(%) DALYs
(10万人当たり)
1 新生児疾患 20,182.1 8.0 2,618
2 虚血性心疾患 18,084.7 7.1 2,346
3 脳卒中 13,942.9 5.5 1,809
4 下気道感染症 10,565.2 4.2 1,371
5 下痢性疾患 7,931.1 3.1 1,029
6 交通事故 7,911.6 3.1 1,026
7 COPD 7,398.1 2.9 960
8 糖尿病 7,041.1 2.8 913
9 結核 6,602.4 2.6 857
10 先天異常 5,179.7 2.0 672
11 背中と首の痛み 4,653.2 1.8 604
12 うつ病性障害 4,635.9 1.8 601
13 肝硬変 4,279.8 1.7 555
14 気管、気管支、肺がん 4,137.8 1.6 537
15 腎臓病 4,057.1 1.6 526
16 HIV / AIDS 4,014.7 1.6 521
17 その他の難聴 3,947.7 1.6 512
18 墜死 3,821.6 1.5 496
19 マラリア 3,339.8 1.3 433
20 裸眼の屈折異常 3,198.1 1.3 415

水系感染症: waterborne disease)とは、病原微生物に汚染された水を直接摂取することを感染経路とする感染症

汚染された水が調理に使用されると食中毒の原因となる。世界保健機関によると、下痢性疾患は全世界の障害調整生命年(DALY)の4.1%を占め、毎年180万人の死の原因となっている。水系感染症の原因の88%が、公衆衛生および衛生学的に安全でない水の供給によるものと推定され、特に発展途上国の子供に水系感染症の被害が集中している[2]

水系感染症は原虫ウイルス真正細菌が原因となり、多くは消化器疾患を引き起こす。

一覧[編集]

原生生物[編集]

クリプトスポリジウム、アカントアメーバ

バクテリア[編集]

コレラ赤痢レジオネラ、腸チフス

ウイルス[編集]

A型肝炎、E型肝炎、ポリオ

歴史[編集]

ブロード・ストリートのコレラの大発生は、ジョン・スノウにより、汚染された井戸水が原因だと判断した。

脚注[編集]

関連項目[編集]