歌・・・そして絆

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歌・・・そして絆』(うた・そしてきずな)は、1985年3月21日に発売された橋幸夫オリジナルアルバム。LP(30RL-0001)とカセットテープ(30RM-0001)の2形式で発売された[1]

概要[編集]

  • 1985年は、1960年7月5日に『潮来笠』でデビュー[2]した橋の芸能生活25周年にあたっていた。このため芸能生活25周年を記念して、リバスター音産よりオリジナルアルバムシリーズが企画された。本アルバムはこの1作目にあたる[1]
  • シリーズ第1作であるため、冒頭にナレーションで橋の挨拶が入っている。ナレーションのBGMには前年のシングル『絆』が使用されている。
  • 楽曲は全部で10曲収録されており、全てオリジナルで、既存のシングル曲は収録されていない。また、本アルバムからのシングルカットもない。
  • 作詞家、作曲家、編曲家は恩師吉田正をはじめ、ビクター時代からの関係者に加え、今回初めて共演する作家もおりバラエティに富んでいる。
  • アルバムの最後に再びナレーションが入り、橋は、「私が17歳でデビューした頃からみますと、音楽も随分も豊かになり、曲の形式もかわり詩の表現も変化しています。それだけに私も新鮮な気持ちで、この多くの作品の1曲々にぶつかりました」と述べている。

収録曲[編集]

A面

  1. ナレーション(絆)
     作曲:宇崎竜童、編曲:朝川朋之
  2. 愛歌
     作詞:吉田旺、作曲:三木たかし、編曲:竜崎孝路
  3. 流れる
     作詞:岡本おさみ、作曲:加藤登紀子、編曲:竜崎孝路
  4. むかい風
     作詞:山川啓介、作曲:馬飼野康二、編曲:馬飼野俊一
  5. 薔薇と葡萄酒
     作詞:森雪之丞、作曲:後藤次利、編曲:若草恵
  6. フィヨルド
     作詞:星野哲郎、作曲:吉田正

B面

  1. 赤坂セレナーデ
     作詞:星野哲郎、作曲:吉田正
  2. 東京えれじい
     作詞:喜多条忠、作曲:川口真、編曲:若草恵
  3. 五郎の挽歌
     作詞:立原由衣・小椋佳(補作詞)、作曲:小椋佳、編曲:若草恵
  4. 別れて来ました
     作詞:なかにし礼、作曲:筒美京平、編曲:馬飼野俊一
  5. 泣きわかれ
     作詞:吉田旺、作曲:三木たかし、編曲:竜崎孝路
  6. ナレーション(絆)
     作曲:宇崎竜童、編曲:朝川朋之

出典[編集]

  1. ^ a b 橋幸夫・小野善太郎『橋幸夫歌謡魂』 ワイズ出版(東京)1993年 ISBN 4-948735-16-7、253頁
  2. ^ 橋幸夫著『シオクルカサ(潮来笠)の不思議な世界:エピソードで綴る波乱の歌手伝説』ISBN 978-4-87969-106-4 日刊現代(東京)2007/4 38-39頁その他参照

関連項目[編集]

  • 橋幸夫芸能生活25周年記念オリジナルアルバムNO2『日本列島三度笠』1985/7/5発売
  • 橋幸夫芸能生活25周年記念オリジナルアルバムNO3『人生祝いうた』 1985/11/5発売