橋秀文
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橋 秀文(はし ひでぶみ、1954年12月 - )は、日本の美術史、美術批評家。目黒区美術館館長。
人物
[編集]神戸市生まれ。神奈川県立港北高等学校、立命館大学卒業後、早稲田大学大学院文学研究科博士課程(美術史専攻)でドラクロワ、ジェリコー等を研究。神奈川県立近代美術館(1984年~2023年)を経て、2023年から目黒区美術館館長。専門学芸員として「浜田知明一彫刻による諷刺」(神奈川県立近代美術館別館、2000年)、「佐伯祐三と佐野繁次郎展 パリのエスプリ」(神奈川県立近代美術館葉山、2007年)、「版画と彫刻による哀しみとユーモア 浜田知明の世界展」(神奈川県立近代美術館葉山、2010年)他の展覧会を担当[1]。また同館および他美術館の企画や東海大学、早稲田大学での講座で講師を務める。2008年の「美連協カタログ論文賞」にて「アート・ディレクター北原白秋」が優秀論文賞(美連協展部門)を受賞[2]。
共編・監修
[編集]- 『現代の日本画4 小倉遊亀』(学習研究社、1991)
- 『巨匠の日本画 安田靫彦 永遠の女性像』編(学習研究社、1994)
- 『ドラクロワとシャセリオーの版画』編著(岩崎美術社、1995)
- 『岩波近代日本の美術 描かれたものがたり 美術と文学の共演』酒井忠康共著(岩波書店、1997)
- 『水彩画の歴史 カラー版』監修・執筆(美術出版社、2001)
- 『世界に誇れる日本の芸術家555』三上豊編(PHP新書、2007)、寄稿
- 『「戦争」が生んだ絵、奪った絵』野見山暁治・窪島誠一郎分担解説(新潮社とんぼの本、2010)
受賞
[編集]- 美連協カタログ論文賞2008年「優秀論文賞(美連協展部門)」
- 論文名:「アート・ディレクター北原白秋」(『誌上のユートピア近代日本の絵画と美術雑誌1889-1915』掲載)
脚注
[編集]- ^ 野見山暁治、窪島誠一郎、橋 秀文『「戦争」が生んだ絵、奪った絵 (とんぼの本)』新潮社、2010年。ISBN 978-4106022135。
- ^ “美連協カタログ論文賞受賞者紹介”. 読売新聞 2013年6月7日閲覧。