コンテンツにスキップ

柏木俊夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
柏木 俊夫
生誕 (1912-09-24) 1912年9月24日
出身地 日本の旗 日本 兵庫県
死没 (1994-12-07) 1994年12月7日(82歳没)
学歴 東京音楽学校
ジャンル クラシック音楽
職業 作曲家音楽理論家

柏木 俊夫(かしわぎ としお、1912年9月24日 - 1994年12月7日[1])は、日本作曲家音楽理論家東京学芸大学名誉教授

人物・来歴

[編集]

兵庫県洲本市出身。『和声 理論と実習』の共著者として知られる。東京学芸大学教授、東京芸術大学講師、千葉経済大学教授を歴任。

旧制洲本中学校卒業[2]東京音楽学校東京藝術大学の前身)作曲科第1期生卒業[3]。同校で信時潔クラウス・プリングスハイムらに師事した。

1950年イタリアジェノヴァでの作曲コンクールにおいてピアノ曲「芭蕉の奥の細道による気紛れなパラフレーズ」で入賞した[3]。他には声楽曲が多い。1985年、勲三等瑞宝章を受章[1]

1994年12月7日心不全のため死去[1]

著書

[編集]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b c 『現代物故者事典 1994~1996』(日外アソシエーツ、1997年)p.155
  2. ^ 淡路出身の作曲家、柏木俊夫氏 生誕100年 | 神戸新聞
  3. ^ a b 柏木俊夫『二声対位法 基礎からフーガまで』(改訂増補版)東京コレギウム、2013年5月10日(原著1990年4月10日)。ISBN 9784924541375