有馬嘉男
ありま よしお 有馬 嘉男 | |
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プロフィール | |
出身地 |
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生年月日 | 1965年6月25日(55歳)[1] |
最終学歴 | 上智大学[2][3] |
勤務局 | NHK放送センター |
職歴 | 経済部記者→国際部フランクフルト支局長→国際部シンガポール支局長→経済部→報道局副部長→報道局記者主幹 |
活動期間 | 1990年 - |
出演番組・活動 | |
出演中 | ニュースウオッチ9 |
出演経歴 | 国際報道2014 |
有馬 嘉男(ありま よしお、1965年6月25日 - )は、日本の放送ジャーナリスト。NHK報道記者。
人物[編集]
山口県出身。徳山市(現 周南市)の曹洞宗洞庭山原江寺住職有馬実成の長男として生まれる[4]。
山口県立徳山高等学校を卒業後、上智大学に進学。同大卒業後[2][3]、1990年NHK入局。初任地NHK高松放送局で警察司法を担当して気に入ったため、社会部を希望したが叶わず[3]、経済部を経て国際部に異動、1998年から2002年まで初代フランクフルト支局長。経済部の日銀クラブ・電機貿易業界を担当を経て2009年からシンガポール支局長として駐在勤務[3][5]。
帰日後、2014年に国際報道2014キャスター、2016年にニュースチェック11キャスター、2017年にはニュースウオッチ9キャスターに就任。経済部で金融キャップとして日本銀行の金融政策やリーマンショックを取材、電機貿易キャップも務めた。日本の製造業の逆襲のシナリオを考えるNHKスペシャル「メイド・イン・ジャパン 逆襲のシナリオ」を制作。その後、報道局副部長に就く。2017年6月9日付のNHK管理職異動で、報道局記者主幹へ昇格。
2020年10月26日に、ニュースウオッチ9のキャスターとして当時国会で質疑されていた日本学術会議会員の任命問題について、所信表明演説を終えたばかりの生出演中の菅義偉総理が「説明できることとできないことがある」などと強い口調で反論するほど繰り返し詰め寄った[6][7] [8]。
2021年2月10日にNHKが3月いっぱいでのニュースウオッチ9の降板を発表した。降板について正籬聡放送総局長は官邸の圧力の影響を否定したが、昨年10月のニュースウオッチ9に出演した菅義偉首相に対し日本学術会議会員の任命問題について質問し「官邸を怒らせた」と報道された[9] [10]。
現在の出演番組[編集]
- ニュースウオッチ9 メインキャスター(2017年4月3日ー2021年3月26日)
過去の出演番組[編集]
- ニュースチェック11 キャスター(2016年4月4日 - 2017年3月31日)
- 国際報道2014-2016
- NHKスペシャル 平成史スクープドキュメント(第2・6回レポーター)
出典[編集]
- ^ 大菅俊幸『泥の菩薩 NGOに生きた仏教者、有馬実成』 大法輪閣、2006年。 ISBN 4-8046-1231-9 p56
- ^ a b NHK「有馬キャスター」は3月で降板か アドリブコメント禁止で本人は意気消沈デイリー新潮2021年2月9日掲載
- ^ a b c d 有馬嘉男さんに聞くキャスターは、記者の思いを伝える“プレゼンター”『経済広報』(2019年9月号)掲載
- ^ 大菅俊幸『泥の菩薩 NGOに生きた仏教者、有馬実成』 大法輪閣、2006年。 ISBN 4-8046-1231-9 p350
- ^ 出演者 - ニュースウェブ11
- ^ “「学術会議の話、聞くなんて」坂井副長官、NHK番組に”. 朝日新聞. 2021年2月10日閲覧。
- ^ 「所信表明にない学術会議 首相に聞くとは」朝日新聞 2020年12月12日
- ^ “NHKへのクレーム指示してない=学術会議巡るやり取りで菅首相”. 朝日新聞. 2020年11月25日閲覧。
- ^ “NHK武田アナ大阪へ 有馬氏NW9降板「圧力」を否定”. 朝日新聞デジタル. 2021年2月11日閲覧。
- ^ “有馬嘉男キャスター、3月降板へ NHK「ニュースウオッチ9」”. 東京新聞TOKYOWeb. 2021年2月11日閲覧。
外部リンク[編集]
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