愛のつづれ織り

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愛のつづれ織り
大原麗子スタジオ・アルバム
リリース
録音 1978年
ジャンル ポップ・ミュージック
時間
レーベル REPRISE
L-11002R
大原麗子 アルバム 年表
-愛のつづれ織り
(1978年)
-
『愛のつづれ織り』収録のシングル
  1. 「さりげなく悪いやつ」
    リリース: 1978年4月25日 (1978-04-25)
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愛のつづれ織り』(あいのつづれおり)は、大原麗子1978年3月25日ワーナー・パイオニアから発売したアルバムである。

解説[編集]

女優の大原麗子が残した唯一のアルバムで、フォーク・歌謡曲系の作家陣が作品を提供して制作された。大原は歌唱のほか随所で語りも担当しているが、緊張を和らげるためにスタジオに酒を準備し、裸足になってレコーディングしたときもあったという[1]。大原はアルバム完成披露会見にて、「芝居の打ちあげなんかだと、お酒飲んでいい気分で歌うんだけど、吹き込みの当日は、朝から足がガクガクして、どうしても行くのがイヤで“声だけスタジオに行ってくれないかなあ”なんてバカなことを考えたりして…」[1][2]と語っている。

なお、本アルバムのCDは1997年にワーナー・ミュージック・ジャパンから、2014年にウルトラ・ヴァイヴからそれぞれ発売され、2016年には全曲が着うたおよび着うたフルにて配信されている。

アートワーク[編集]

ジャケットは写真家の大倉舜二が手がけ、アナログ・レコードの歌詞カードには鹿の子模様が施された薄紫色の和紙が使用されている。なお、初発売時のレコード帯には、以下のキャッチコピーが記載されていた。

大原麗子がうたうつづれ織り色の愛の世界 - ”さりげなく悪いやつ” 他、全11曲

収録曲[編集]

表記はすべて初出オリジナル・アナログレコードに基づく

SIDE:1[編集]

  1. まあね- (2:55)
    山口洋子 作詞、川口真 作曲、萩田光雄 編曲
  2. 待つことになれて- (3:51)
    りりィ 作詞・作曲、竜崎孝路 編曲
  3. 裏町のバラ- (3:05)
    山川啓介 作詞、加瀬邦彦 作曲、馬飼野康二 編曲
  4. おもしろくて哀しくて- (2:36)
    山川啓介 作詞、川口真 作曲、馬飼野俊一 編曲
  5. 誰なの?- (3:48)
    喜多條忠 作詞、中村泰士 作曲、萩田光雄 編曲
  6. 夢のあと- (3:41)
    喜多條忠 作詞、馬飼野俊一 作・編曲

SIDE:2[編集]

  1. さりげなく悪いやつ- (3:35)
    小林和子 作詞、滝川光一 作曲、竜崎孝路 編曲
    この楽曲は「待つことになれて」とのカップリングでシングル・カットされた。[3]
  2. 雨の旅人- (3:16)
    山川啓介 作詞、加瀬邦彦 作曲、馬飼野俊一 編曲
  3. 花火- (3:57)
    山川啓介 作詞、加藤和彦 作曲、竜崎孝路 編曲
  4. 灯りをつけて出て行って- (3:06)
    山口洋子 作詞、中村泰士 作曲、馬飼野康二 編曲
  5. レストラン(語り)- (5:51)
    山川啓介 作詞、竜崎孝路 作・編曲

クレジット[編集]

発売履歴[編集]

形態 発売日 レーベル 品番 アートワーク 解説 リマスタリング 初出/再発 備考
LP 1978年03月25日 REPRISE L-11002R 大倉舜二 なし なし 初出
LP 1979年 SOUNDS MARKETING SYSTEM SM24-5149 大倉舜二 なし なし 再発 限定カラーレコード
CD 1997年07月25日 ワーナー・ミュージック・ジャパン WPC6-8360 大倉舜二 初出 【70's smileシリーズ】紙ジャケット
CD 2014年03月19日 ウルトラ・ヴァイヴ CDSOL-1561 大倉舜二 藤木TDC あり 再発

脚注・出典[編集]

  1. ^ a b ヤングレディ』1978年5月23日号
  2. ^ ウルトラ・ヴァイヴ CDSOL-1561 ブックレットより
  3. ^ ワーナー・パイオニア L-213R 1978年4月25日発売。なお、同内容のプロモーション盤も配布されている(規格番号:LS-1021R)