野々市工大前駅
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(工専前駅から転送)
野々市工大前駅* | |
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駅舎(2020年7月) | |
ののいちこうだいまえ Nonoichi-kōdaimae | |
◄(I05) 野々市 (0.6 km) (1.0 km) 馬替 (I07)► | |
所在地 | 石川県野々市市本町二丁目 |
駅番号 | ○I06 |
所属事業者 | 北陸鉄道 |
所属路線 | ■石川線 |
キロ程 | 4.5 km(野町起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 単式 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
[野々市市統計 1]260人/日 -2020年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)8月11日**[1][2] |
備考 |
* 上野々市駅として開業。1963年に工専前駅、1966年に野々市工大前駅にそれぞれ改称。 ** 上野々市駅としての開業日。 |
野々市工大前駅(ののいちこうだいまええき)は、石川県野々市市本町二丁目にある、北陸鉄道石川線の駅である。駅番号はI06。
歴史
[編集]1915年(大正4年)6月22日、石川電気鉄道(後の石川鉄道)の新野々市駅(現在の新西金沢駅) - 鶴来駅開業時に上野々市駅(初代、2代目は現在の野々市駅)を開設したが[3]、1920年(大正9年)3月1日に廃止となっている[4]。
年表
[編集]- 1931年(昭和6年)8月11日:金沢電気軌道石川線の野々市駅 - 馬替駅間に、上野々市駅として開業[1][2][3]。
- 1943年(昭和18年)10月13日:北陸鉄道(現法人)設立に伴い、同社の石川線の駅となる[5][6]。
- 1963年(昭和38年)4月11日:駅名を工専前駅に改称[2]。
- 1966年(昭和41年)9月15日:駅名を野々市工大前駅に改称[2]。
- 1983年(昭和58年)4月1日:無人化(ただし、1990年代後半までは朝のラッシュ時のみ配置されていた)[2]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線[7]を持つ地上駅で無人駅である[1]。駅舎隣には富樫館跡の石碑が建てられている[1][8][9]。
駅周辺
[編集]利用状況
[編集]「野々市市統計書」によると、近年の1日平均乗降人員は以下のとおり[野々市市統計 2]。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
出典 |
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1996年(平成 | 8年)680 | |
1997年(平成 | 9年)703 | |
1998年(平成10年) | 583 | |
1999年(平成11年) | 555 | |
2000年(平成12年) | 485 | [野々市市統計 3] |
2001年(平成13年) | 470 | [野々市市統計 3] |
2002年(平成14年) | 503 | [野々市市統計 3] |
2003年(平成15年) | 542 | [野々市市統計 3] |
2004年(平成16年) | 538 | [野々市市統計 3] |
2005年(平成17年) | 542 | [野々市市統計 4] |
2006年(平成18年) | 524 | [野々市市統計 4] |
2007年(平成19年) | 504 | [野々市市統計 4] |
2008年(平成20年) | 537 | [野々市市統計 4] |
2009年(平成21年) | 460 | [野々市市統計 4] |
2010年(平成22年) | 522 | [野々市市統計 5] |
2011年(平成23年) | 519 | [野々市市統計 5] |
2012年(平成24年) | 499 | [野々市市統計 5] |
2013年(平成25年) | 542 | [野々市市統計 5] |
2014年(平成26年) | 522 | [野々市市統計 5] |
2015年(平成27年) | 523 | [野々市市統計 6] |
2016年(平成28年) | 566 | [野々市市統計 6] |
2017年(平成29年) | 552 | [野々市市統計 6] |
2018年(平成30年) | 579 | [野々市市統計 6] |
2019年(令和元年) | 513 | [野々市市統計 6] |
2020年(令和 | 2年)260 | [野々市市統計 1] |
バス路線
[編集]駅付近に「工大前駅」バス停があり、野々市市コミュニティバス「のっティ」中央ルートが停車する[10]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]本文中の出典
[編集]- ^ a b c d e 川島 2010, p. 81.
- ^ a b c d e 寺田 2013, p. 246.
- ^ a b 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳 6号 北信越』新潮社、2008年、pp.28-29。
- ^ 「地方鉄道停車場廃止」『官報』1920年2月25日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ 朝日 2011, p. 19.
- ^ 寺田 2013, p. 245.
- ^ 川島 2010, p. 11.
- ^ “富樫館跡の石碑”. ののいち歴史探訪. 2013年8月3日閲覧。
- ^ “野々市市観光マップ 富樫館跡”. 野々市市文化課 (2015年4月1日). 2021年10月3日閲覧。
- ^ “コミュニティバスのっティ時刻表”. 野々市市. 2021年8月19日閲覧。
利用状況の出典
[編集]- ^ a b “野々市市統計書 令和2年度版 (4)北陸鉄道石川線各駅乗降客数(1日平均)” (pdf). 野々市市. p. 85. 2022年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月2日閲覧。
- ^ 統計でみる野々市 - 野々市市
- ^ a b c d e 野々市町統計書 平成17年度版 北陸鉄道石川線野々市工大前駅乗降客数(1日平均) (Microsoft Excelの.xls)、野々市町、2021年08月19日閲覧
- ^ a b c d e 野々市町統計書 平成22年度版 北陸鉄道石川線各駅乗降客数(1日平均) (Microsoft Excelの.xls)、野々市町、2021年08月19日閲覧
- ^ a b c d e 野々市市統計書 平成27年版 北陸鉄道石川線各駅乗降客数(1日平均) (Microsoft Excelの.xls)、野々市町、2021年08月19日閲覧
- ^ a b c d e 野々市市統計書 令和元年版 北陸鉄道石川線各駅乗降客数(1日平均) (PDF) 、野々市町、2021年08月19日閲覧
参考文献
[編集]- 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第6巻 加賀温泉駅 - 富山エリア』講談社、2010年9月20日。ISBN 978-4-06-270066-5。
- 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄 28 えちぜん鉄道 福井鉄道・北陸鉄道・のと鉄道』朝日新聞出版、2011年10月2日。
- 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年1月19日。ISBN 978-4-7770-1336-4。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 野々市工大前 - 北陸鉄道