川越狭山工業団地

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川越狭山工業団地(かわごえさやまこうぎょうだんち)は、埼玉県川越市南台と狭山市新狭山にまたがる工業団地

西武新宿線新狭山駅から南大塚駅にかけて、並行する国道16号一帯に整然と広がる工業団地。至近に関越自動車道川越ICがある。

概要[編集]

1960年昭和35年)に日本住宅公団が、首都圏整備法に基づいた工業団地開発のため、川越・狭山両市の協力を得て土地の買収を開始。埼玉県が工業用地を都市計画事業として開発し、 1964年(昭和39年)より企業入居が開始された。248万平方メートルの工場団地は当時、日本一の規模であった。現在はおよそ70社が立地している。

埼玉県内の自治体の製造品出荷額では、2010年深谷市によって抜かれたが、狭山市は県下2位、川越市は県下3位であり、この工業団地に負う所が大である。

2018年(平成30年)にホンダ狭山工場が完全閉鎖し寄居に移転すると発表。2021年(令和3年)12月27日に完成車の生産が終了した。2~3年後を目処に完全閉鎖予定であり[1]、移転及び閉鎖が実行されれば、出荷額は大幅に減少する予定。

立地している主な企業[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ホンダ狭山工場、完成車の生産終了 2~3年後に閉鎖”. 日本経済新聞 (2021年12月27日). 2023年3月12日閲覧。

関連項目[編集]

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