崎田恭平

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本来の表記は「﨑田恭平」です。この記事に付けられた題名は、技術的な制限により、記事名の制約から不正確なものとなっています。
日本の旗 日本の政治家
﨑田 恭平
さきた きょうへい
生年月日 (1979-05-22) 1979年5月22日(38歳)
出生地 宮崎県日南市
出身校 九州大学工学部
前職 宮崎県職員
所属政党 無所属
公式サイト 日南市長 﨑田恭平(さきたきょうへい)公式ウェブサイト

当選回数 2回
在任期間 2013年4月 - 現職
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﨑田 恭平(さきた きょうへい、1979年5月22日 - )は、日本政治家宮崎県日南市(2期)。元宮崎県職員。

日南市長に過去最年少となる33歳で就任以降、「日本一組みしやすい自治体」「日本の前例は日南が創る」とキャッチコピーを掲げ、民間企業との積極的なコラボレーションを推進している[1]。観光政策にも取り組んでおり、日南市が行っているクルーズ船誘致による観光振興策は、2016年9月に行われた安倍晋三首相の所信表明演説[2] の中でも紹介され、全国的にも大きな注目を集めた。

来歴[編集]

宮崎県日南市出身。日南市立吉野方小学校日南市立飫肥中学校宮崎第一高等学校卒業。2003年(平成15年)3月、九州大学工学部エネルギー科学科卒業。大学時代は、ボランティアサークルに所属し、福岡県大刀洗町にある児童養護施設で子どもたちに勉強を教えるなどの活動をしていた[3]。その中で「どんな家庭に生まれても、同じスタートラインに立つことができる社会づくりをしなければならない」を感じ、政治家を志した。[4]

2004年(平成16年)4月、宮崎県庁に入庁。様々な部署を経て、厚生労働省に1年間派遣された。その際に「国民や地域を身近に感じられない遠い場所で物事を動かしていく仕事ではなく、住民により近い場所で、具体的な政策を実施する中で『人づくり』を行い、力強い誇りある郷土を創造することが自分の使命である」と考え、日南市長選挙に立候補を決めた。

2012年(平成24年)8月、同県庁を退職[5]2013年(平成25年)4月14日執行の日南市長選挙に無所属で出馬。現職の谷口義幸、前宮崎県議の外山衛ら2人の候補者を破り、初当選。

2017年(平成29年)4月16日執行の日南市長選挙に再出馬し再選した[6]

当選後[編集]

当選後は「日本一、企業と組みやすい自治体」「日本の前例は日南が創る」とキャッチコピーを掲げ、様々な民間企業とのコラボレーションを通じて、日南市の活性化を図っている。

これまでも、JALと組んで世界の100万人以上にFacebookで観光PRを展開したり、遊休スペースを貸借するウェブサイトで市長室を時間貸しできるような企画を立てたるなど全国から注目を集める取り組みを多数行っている。[7]

マーケティング専門官を設置[編集]

日南市の魅力を市外に発信し、市内雇用の拡大を目指すために、マーケティング専門官を設置。リクルートやアドウェイズでネットビジネスに関わっていた田鹿倫基が就任し、地場産品の市場開拓や新しい企業の誘致に取り組んでいる。

田鹿倫基は、市街地の日南市テクノセンター内にインキュベーション室を、歴史的な「油津赤レンガ館」に仕事ができるオープンスペース「コワーキングスペース」を設置するなどの環境整備を行っている。[8]

テナントミックスサポートマネージャーの設置[編集]

2013年6月には、油津商店街の活性化を目的として、テナントミックスサポートマネージャーを設置した。全国から333名の応募があり、木藤亮太が選ばれた。テナントミックスサポートマネージャーには、日南市に住みながら油津商店街に4か年で20店舗を誘致するというノルマが示されており、委託費が市長報酬よりも高額となる月90万円という公募内容でも話題になった。[9]

ボケてとのコラボレーション[編集]

2014年2月には画像に面白コメントを付けて楽しむサイト「ボケて(bokete)」とコラボレーションを行なった。日南市のゆるキャラ「にちなんぢゃさま」や特産品、観光名所等を同サービスのお題にすることで日南市をPR。クルージングやカツオなど日南市にゆかりのあるものを景品とした。[10]

クラウドファンディングの活用[編集]

2014年4月には、日南の地域資源である飫肥杉を世界にPRするためにクラウドファンディングを行なった。212人からの支援で325万円集め、ニューヨークギフトショー進出を行なった。[11]

クラウドワークスとのコラボレーション[編集]

2015年1月、在宅で仕事を行うクラウドソーシングを推進するために、クラウドワークスと協働し、就労支援プロジェクトを行なった。

「鯉ダンス」動画[編集]

広島東洋カープの春季キャンプ地となってる日南市では、カープのセ・リーグ優勝にあわせて﨑田がカープのユニホームを着て、TBSで放送されたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の作中で使われている「恋ダンス」を踊る様子をYouTubeに投稿した。動画は、選手のバットなどを展示する市内の「油津カープ館」などで撮影され、日南市をPRするものとなっている。[12]

人物[編集]

イクボス宣言[編集]

二児の父。男性が残業を控えて育児に積極的に参加する「ゆうパパ運動(夕方からパパ行動運動)」の呼びかけを行い、宮崎県知事と県内25市町村長と共に、子育てに理解のある上司となる「イクボス宣言」をした。夕方の公務としては会議や総会出席などほぼ毎日予定が入っているが、「今後は可能な限り控えたい」としている。[13]

家族は妻と二児の4人暮らし。街頭演説の際は、妻とともに道路や駅などに立つことも多い。

LINE誤送信・セクハラ問題[編集]

2016年12月30日に出張先の大分市からインスタントメッセンジャーLINE」で、インフルエンザで療養していた市役所の女性職員に宛てた私的メッセージを誤って複数の職員からなるLINEグループに送った。メッセージは「えりと会いたかったな(チュッ(顔文字))フフ(中略)ダブルハートマーク」(一部抜粋)であった。一斉にメンバーを退会させるも、受信相手の誰かがこの画像をインターネット上に投稿。履歴画像が2017年2月上旬、インターネット上に流出した。市の公式Facebookに批判や事実説明を求める書き込みがあったり、市役所に同様の電話があったことから、市議会の懇談会で経緯を説明し「市議会や市民には心配、ご迷惑を掛け申し訳ない」と謝罪した。﨑田は取材に「不適切な関係ではない。(女性職員が否定しており)セクハラパワハラでもない」と述べたが、そもそも女性職員が否定せざるを得ない状況がすでにパワハラであるとの指摘も上がっている[14][15]

脚注[編集]

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外部リンク[編集]