岸義人
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岸 義人 (きし よしと) | |
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![]() Yoshito Kishi (2002/03) | |
生誕 |
1937年4月13日(83歳)![]() |
国籍 |
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研究分野 |
有機合成化学 天然物化学 |
研究機関 |
名古屋大学 ハーバード大学 |
出身校 | 名古屋大学 |
博士課程 指導学生 | スチュアート・シュライバー |
主な業績 | パリトキシン、マイトマイシン、テトロドトキシン、ハリコンドリンB等の全合成 |
主な受賞歴 | 恩賜賞(1999年) |
プロジェクト:人物伝 |
岸 義人(きし よしと、1937年4月13日 - )は日本とアメリカ合衆国で活動している有機合成化学者[1]。専門は天然物化学。米国エーザイの副社長も務める。ハーバード大学名誉教授。天然物化学における驚異的な功績により名古屋大学特別教授。
人物[編集]
愛知県名古屋市出身で、戦時中に岐阜県美濃加茂市に疎開[2]。岐阜県立加茂高等学校を経て、1961年に名古屋大学理学部を卒業[1]したのち、名古屋大学農学部助教授などを経て、1974年にハーバード大学教授として招聘された[1]。2009年現在ハーバード大学名誉教授。1966年 理学博士「ウミホタルルシフェリンの構造とその全合成」。 海洋産天然物の研究を行い、パリトキシン、マイトマイシン、テトロドトキシン、ハリコンドリンBなどの全合成を達成した[1]。
受賞[編集]
- 1995年 名古屋メダル(MSD生命科学財団)、 プレローグ・メダル
- 1999年 日本学士院賞・恩賜賞
- 2001年 テトラヘドロン賞、アーネスト・ガンサー賞
- 2012年 Yamada-Koga prize(微生物化学研究会)
- 2018年 野依賞
栄典[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d e 中田忠「岸義人教授に文化功労者顕彰」『有機合成化学協会誌』第59巻第12号、有機合成化学協会、2001年、 1156頁、 doi:10.5059/yukigoseikyokaishi.59.1156。
- ^ “フグ毒解明の岸氏 母校の名大で講演”. つなごう医療 中日メディカルサイト (2014年2月19日). 2017年7月22日閲覧。