實方謙二

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實方 謙二(さねかた けんじ、1932年11月20日 - 2014年1月23日)は、日本法学者。専門は、経済法独占禁止法。特に、アメリカ反トラスト法を研究。法学博士東京大学)。北海道大学名誉教授神戸学院大学名誉教授。山本・森・松尾法律事務所弁護士大阪弁護士会所属)。宮城県仙台市出身。「実方謙二」とも表記される

来歴[編集]

この他、コロンビア大学法学部客員教授(1983年)やメルボルン大学法学部客員教授(1986年)、公正取引委員会「情報・通信産業と競争政策研究会」座長(1988年~1996年)、公正取引委員会「流通・取引慣行と競争政策検討委員会」座長(1989年~1990年)も務めた。

實方の父は、やはり私法専攻の法学者で小樽商科大学学長を務めた實方正雄である。

学説[編集]

不利益処分説
  • 経済活動の取引の拘束とは、経済上の不利益をもって担保されることが必要かにつき、本説では遵守しない場合には何らかの経済上の不利益を伴うことも必要とすると考える。[4]

主要著書[編集]

  • 正田彬と共編『独​占​禁​止​法​を​学​ぶ​ ​:​ ​経​済​憲​法​入​門』(有​斐​閣、1976年初版・1999年第4版)
  • 『独​占​禁​止​法​入​門』(青​林​書​院​新​社、1981年)
  • 『経済規制​と競争政策』(成​文​堂、1983年)
  • 『寡占体制と独禁法』(有​斐​閣、1983年)
  • 今村成和ほか共編『注解経済法 上下巻』(​​有​斐​閣、1985年)
  • 『独占禁止法』(有​斐​閣、1987年初版・1998年第4版)
  • 奥島孝康江口公典本間重紀と共著『企業結合と法』(有​斐​閣、1991年)
  • 厚谷襄児ほか共編『​​教​材​・​解​説​独​占​禁​止​法』(​​弘​文​堂、1996年初版・2001年第2版)

脚注[編集]

  1. ^ 以上について、『北大法学論集 46巻5-6号』(北海道大学、1996年)
  2. ^ 以上について、『神戸学院法学 36巻3-4号』(神戸学院大学、2007年)巻末3~12頁。
  3. ^ 訃報 名誉教授 實方 謙二 (さねかた けんじ)氏(享年82歳)」『北大時報』第719号、2014年2月、2014年3月24日閲覧。
  4. ^ 『昭和50年度重要判例解説』(ジュリスト615号)204頁