富士宮警察署

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富士宮警察署
都道府県警察 静岡県警察
管轄区域 富士宮市
所在地 418-0062
静岡県富士宮市城北町160番地
外部リンク 富士宮警察署
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富士宮警察署(ふじのみやけいさつしょ)は、静岡県富士宮市にある静岡県警察警察署である。

管轄区域[編集]

  • 富士宮市

所在地[編集]

  • 静岡県富士宮市城北町160

アクセス[編集]

組織[編集]

沿革[編集]

  • 1873年(明治6年)6月14日 - 大宮町屯所が大宮町中宿1086番地に開設。
  • 1875年(明治8年)10月20日 - 第二大区(富士郡)邏卒分屯所に改称。
  • 1876年(明治9年)
    • 9月20日 - 静岡警察出張所の管轄下に入る。
    • 12月28日 - 静岡警察出張所の管轄を東西に分け沼津警察出張所が開設された。同時に沼津警察出張所は、警察第二出張所に改称され、警察第二出張所第二大区分屯所に改称。
  • 1877年(明治10年)2月8日 - 沼津警察署大宮分署に改称
  • 1880年(明治13年)12月4日 - 沼津警察署吉原分署が吉原警察署に昇格。同時に管轄が沼津警察署から吉原警察署に移管し、吉原警察署大宮分署に改称。
  • 1884年(明治17年)7月1日 - 吉原警察署が沼津警察署に編入され、沼津警察署大宮分署に再改称
  • 1886年(明治19年)10月16日 - 吉原警察署が再設置され、吉原警察署大宮分署に再改称
  • 1925年(大正14年)4月1日 - 大宮警察署に昇格。
  • 1932年(昭和7年)
    • 4月21日 - 富士宮大火により庁舎焼失[1]
    • 9月7日 - 昇格後初めての新築移転。
  • 1942年(昭和17年)6月1日 - 大宮町・富丘村が合併し、富士宮市が発足。同時に大宮警察署は旧富士宮警察署に改称。
  • 1948年(昭和23年)3月7日 - 旧警察法の施行により、自治体警察富士宮市警察が富士宮市大宮1082番地の6に設置。市外は、国家地方警察富士地区警察署の管轄となる。
  • 1954年(昭和29年)
    • 6月30日 - 旧警察法の廃止により、富士宮市警察及び富士地区警察署が廃止。
    • 7月1日 - 現警察法の施行により、静岡県警発足。富士宮警察署開設。
  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 富士郡芝富村庵原郡内房村が合併して富原村が発足し、旧内房村の管轄が蒲原警察署から移管され現区域となる。
  • 1957年(昭和32年)1月23日 - 新築落成式を行う。
  • 1968年(昭和43年)5月27日 - 現在地に新築移転。
  • 1995年(平成7年)5月26日 - 現庁舎が完成。

交番[編集]

  • 西町交番
  • 富士根交番
  • 富士宮駅前交番
  • 宮原交番
  • 宮町交番
  • 芝川交番

駐在所[編集]

  • 上井出警察官駐在所
  • 上条警察官駐在所
  • 北山警察官駐在所
  • 下条警察官駐在所
  • 白糸警察官駐在所
  • 星山警察官駐在所
  • 猪之頭警察官駐在所
  • 内房警察官駐在所
  • 柚野警察官駐在所

備考[編集]

  • 警察署なので警察官が24時間勤務しているが、夜間は多忙な地域課、交通課を除く課では当直勤務は1名のみである。夜間に電話をすると地域課につながる。休日は1階以外は立ち入り禁止になっている。
  • 署では交通取り締まりに特に力をいれている。富士宮市内は坂道が多く交通事故多発地域である。
  • 山口組後藤組の本拠地が存在していた関係で、署内に暴力団追放ダイヤルがある。署長ポストは刑事組織犯罪対策の経験がある警察官が就任し、県警本部捜査4課から捜査員が派遣されてきて情報収集・取締りを行っている。以前は後藤組壊滅対策本部が置かれていたが、2012年時点で後藤組は解散した、現在は藤友会壊滅対策本部に置き換えられている。
  • 宮町交番は浅間大社側にあり建物の造りが純和風である。

脚注[編集]

  1. ^ 被災七千五百人、町役場も焼ける『東京朝日新聞』昭和7年4月23日夕刊(『昭和ニュース事典第4巻 昭和6年-昭和7年』本編p57-58 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)

参考文献[編集]

  • 『静岡県警察史』上巻 静岡県警察本部・編集 1978
  • 『静岡県警察史』下巻 静岡県警察本部・編集 1979
  • 『静岡県警察史』自昭和50年至平成12年 静岡県警察本部・編集 2002

外部リンク[編集]