大袈裟太郎
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おおげさ たろう 大袈裟 太郎 | |
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生誕 | 猪股 東吾 1982年5月30日(39歳) ![]() |
国籍 | 日本 |
別名 | おだやか太郎 |
出身校 | 東京都立武蔵高等学校中退 |
職業 | 政治活動家 ヒップホップMC ラジオパーソナリティ 俳優 人力車夫 |
公式サイト | https://togoinomata.com/ |
大袈裟 太郎(おおげさ たろう、1982年 - )は、日本の政治活動家、ヒップホップMC、ラジオパーソナリティ、俳優、人力車夫。
来歴[編集]
東京都出身。園子温監督作「TOKYO TRIBE」にて映画デビュー。2015年「poetry slam japan (ポエトリー・スラム・ジャパン)」準優勝。浅草や渋谷を中心に人力車夫として活動。2016年からは東京都や沖縄で政治活動を行っている。
- 1982年5月:東京に生まれる。
- 1999年2月:高校中退。エキストラとして池袋ウエストゲートパークなどに出演。
- 2005年12月:映画館勤務、土木作業員、鳶職など肉体労働の傍ら、ラッパー大袈裟太郎として活動する。
- 2008年:浅草で人力車夫となる。延べ1万人以上の乗客を案内。男性誌でパタゴニアのモデルを務める。
- 2011年:震災以降、浅草ストリップ劇場のスタッフや、俳優として映画やCMへ出演する。
- 2015年:poetry slam japan (ポエトリー・スラム・ジャパン)」準優勝。優勝賞品はフランス旅行だった。
- 2016年6月:三宅洋平の参院選、選挙フェスにボランティアスタッフとして参加する。中学時代から熱心なリスナーだった、伊集院光の親友であることもきっかけとなり、山本太郎の活動にも携わる。
- 2016年8月:米軍ヘリパッド建設に揺れる沖縄北部高江を訪れる。10日の滞在予定を変更し、沖縄北部名護に移住。
- 2016年12月:名護市安部のオスプレイ墜落現場に米兵より早く駆けつけ、地元記者たちと共闘。墜落機に肉薄し、13時間生配信をする。機体の残骸を拾い上げる写真が有名になり「規制線の中から発信する男」と呼ばれる。
- 2017年6月:読売新聞が報じた前川喜平の件で話題になった歌舞伎町の出会い系バーに潜入取材。
- 2017年6月:郵便貯金口座が凍結される。
音楽活動[編集]
楽曲・PV[編集]
政治活動[編集]
東京都での政治活動[編集]
2016年6月、第24回参議院議員通常選挙に東京都選挙区から出馬した三宅洋平の選挙対策委員会に参加し、三宅が実施した「選挙フェス」でスタッフを務めた。
2016年7月、2016年東京都知事選挙に出馬した鳥越俊太郎の選挙活動を応援し、鳥越俊太郎応援電話勝手連を発足。電話による投票の呼びかけを行った[3]。
沖縄県での政治活動[編集]
2016年7月下旬から高江ヘリパッド問題を抱える沖縄県国頭郡東村へ向かうためのカンパをつのり、8月4日に成田を経ち、8月5日に高江に到着。現地で政治運動を行う山城博治らとともに新基地建設反対運動に参加し、8月28日に帰京。9月8日から高江報告会を東京、京都、鹿児島、名古屋、大阪などで開催。9月21日に再び高江に入り活動を再開し、9月30日帰京。12月沖縄県名護市「ポスト真実時代」に抗うとして「わーばーべーす」を開局した。
2017年11月9日、名護市辺野古の新基地建設現場ゲート前で抗議行動中に、交通整理中の警察官の指示棒を取り上げたとして、公務執行妨害と窃盗容疑で現行犯逮捕されたが [4] 、容疑を否認し、翌10日に釈放された[5][6]。
2018年1月、お笑いコンビウーマンラッシュアワーの村本大輔と名護市辺野古にて、基地移設反対派の人々と交流したと村本がTwitter上で明かした[7]。 2018年名護市長選挙では普天間飛行場の辺野古移設への反対を訴え三選を目指す現職の稲嶺進の選挙活動を応援した[8]。
取材活動[編集]
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トラブル[編集]
- ゆうちょ銀行口座凍結[9]
- 2017年6月6日午後3時頃、大袈裟太郎のゆうちょ預金通帳がATMに吸い込まれたまま戻らなくなる。
- 一切の取引が不能な状態で、窓口の郵便局員からは口座凍結の事実を告げられ、本社への問い合わせを指示された。自宅へ届いていた特定記録郵便には「法令や公序良俗に反する行為に利用される、又はその恐れがあると認められる」という凍結理由が記載されていた。
- 担当窓口へ幾度と問い合わせるも、明確な理由の説明はないまま、翌7日に凍結は解除された。
- スパイ認定被害
- 香港民主化デモを取材する大袈裟太郎に対し、2019年11月19日、Twitter上で漫画家の孫向文が「香港でスパイ活動をしている」「中国共産党の手先」等の内容を中国語、日本語、英語で投稿。大袈裟の写真を添付した上で「彼の要求を無視してください」と呼びかけた。
- 大袈裟は「悪質なデマ」として(警察の弾圧が激化する香港で取材を続ける上で)危険にさらされたと抗議。一時、取材を控えざるを得なくなったとしている。
- その後、沖縄タイムスが孫に対し投稿の根拠を問う内容の取材を行うが回答はなされないままツイートは削除。孫は同紙から取材の申込みがあったことを明かした上で「極左暴力に負けて」削除したと投稿した。
- 孫向文は該当ツイートの前にチャンネル桜沖縄支局のキャスターで参院選出馬経験のあるボギー手登根 (手登根安則)[10]から「孫さん、この男が普段中共に親近感を持つ沖縄の極左暴力集団と懇意であることを同胞の方々にお伝え下さい」と促されており、実際にツイートした後、手登根に対して「ツイートしました!」と報告していた。孫と同様、沖縄タイムスの取材には手登根も応じていない。
- 香港民主化デモを取材した経験のあるジャーナリストの李真煕は「(香港におけるデモの)現場には不信感が渦巻いており、攻撃される可能性は高い」として大袈裟に身の危険が降りかかる恐れを指摘した[11]。
脚注[編集]
- ^ “【歩きつづけろ】大袈裟太郎 Official Video”. 2019年12月7日閲覧。
- ^ “【握手券なんかいらない】 大袈裟太郎 Official Video”. 2019年12月7日閲覧。
- ^ https://www.facebook.com/oogesa/posts/1022022174540614
- ^ “交通整理中の警察官から合図灯奪う…辺野古移設反対の自称音楽家逮捕”. 産経新聞WEST. (2017年11月9日) 2018年2月11日閲覧。
- ^ “辺野古新基地:護岸作業、一時中断も 警察官の指示棒取り上げた男性逮捕”. 沖縄タイムス. (2017年11月9日) 2017年11月11日閲覧。
- ^ “辺野古で逮捕された「大袈裟太郎」容疑者 基地容認派も知る“有名人”だった”. 産経新聞. (2017年11月10日) 2018年2月11日閲覧。
- ^ “ウーマンラッシュアワーの村本大輔氏、辺野古で大袈裟太郎氏らと「交流」 「プロ市民なんて一人もいない」「この人たちと酒飲んで話してこい」”. 産経新聞. (2018年1月2日) 2018年2月11日閲覧。
- ^ Twilogおだやか太郎(大袈裟太郎)2月4日 名護市長選挙 http://twilog.org/oogesatarou/month-1801
- ^ https://tanakaryusaku.jp/2017/06/00016015
- ^ 毎日新聞. “2016参院選 こ 比例 手登根安則 - 毎日新聞”. 2019年12月6日閲覧。
- ^ “「中国共産党のスパイ」と書かれ… 香港取材中の日本人、身の危険を訴え”. 沖縄タイムス. (2019年11月23日)
外部リンク[編集]
- 大袈裟通信アーカイブ
- oogesataro (@oogesatarou) - Twitter
- 猪股東吾Official Website https://togoinomata.com/