大宮交通公園

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大宮交通公園
OmiyaKotsukoen1.JPG
分類 交通公園
所在地
京都府京都市北区大宮西脇台町17
座標 北緯35度03分12秒 東経135度44分36秒 / 北緯35.05333度 東経135.74333度 / 35.05333; 135.74333座標: 北緯35度03分12秒 東経135度44分36秒 / 北緯35.05333度 東経135.74333度 / 35.05333; 135.74333
面積 21,338m²
開園 1969年5月5日
設備・遊具 ゴーカート、一般遊具
駐車場 自動車15台(有料)

大宮交通公園(おおみやこうつうこうえん)は、京都府京都市北区に所在する交通公園である。

概要[編集]

子供たちが楽しみながら、交通に関する知識や、正しい交通ルールを身につけることを目的として造られた公園である。公園内に各種の遊具施設を備えているほか、信号、交差点、標識や横断歩道などが設置された園路をゴーカートで走ることができる[1]

園内では蒸気機関車1両(加悦鉄道C-160)、貨車1両(国鉄ヨ6720)、京都市電で使用された路面電車車両(N06)が保存されている。2015年までは京都市電1800形1860も保存されていたが、岡崎公園に移設され、観光案内所として使用されている[2]。京都市電の車両は車内を開放しており、車内には本棚が設置され児童向け書籍が置かれていて、自由に読むことができる(移設前の1860も同様)。

また、参加者の年齢に応じて、人形劇、ビデオ、講話などを用いて、交通ルールを指導する交通教室が開かれるほか、団体向けに交通教室、歩行指導、自転車走行シミュレーターを用いた自転車指導などの交通安全指導も行っている[3]

当公園は、京都府内で唯一の交通公園であるほか、近隣地域住民の広域避難場所に指定されている。京都市建設局の所管で、管理運営は2006年平成18年)より、財団法人京都市都市整備公社に委託されている[4]

北消防署移転計画[編集]

当公園のゴーカート利用台数は年間10万台を記録した1980年代より減少し続け、2010年代には6万台に落ち込んだ。少子化の影響もあり、子供の利用を対象としたゴーカートに限らず、高齢者を主とした幅広い年代層が来園できる環境づくりを求められるようになった[1]

京都市消防局は、2016年(平成28年)8月12日に催された京都市会交通水道消防委員会にて、北消防署を当公園敷地内に移転する方針を示した。当公園や周辺住民に説明し移転に対する理解を得たとして、設計や環境影響評価を進めたうえで、2019年(平成31年)に着工、2021年(平成33年)4月竣工を目指している[5]

これに対し、移転計画に疑問を抱く地元住民らにより「大宮交通公園をよくする会」が結成され、説明会の開催と住民合意に向けた手続きを求める申し入れ書を、11月1日に同会より京都市に提出した[6]

市は2017年(平成29年)1月25日に、第6回京都市都市緑化審議会にて当公園のあり方についての検討を諮問し、そのなかで北消防署移転後も当公園に対する交通公園としての位置づけは維持する方針を示している[1]。また、3月9日に開催された、有識者を交えて構成する「第1回 大宮交通公園のあり方検討部会」にて、船岡東通に面した当公園の北東端3,000平方メートルの敷地に配置することを明らかにした[7]

沿革[編集]

正門入口階段前の絵

当公園は、昭和30年代から40年代にかけて周辺地域の区画整理を担った、「大宮区画整理組合」における土地区画整理事業上の公園用地として確保されたものである。

1962年昭和37年)8月21日に、「都市計画大宮公園」の設置が決定され、京都市が施設設備に係る工事費用900万円を拠出して施工1969年(昭和44年)5月5日のこどもの日に合わせて開園した。園内には整理組合による完成記念の石碑が残っている。

当公園の一部が、かつて牧場であり、後に大学馬場だったことが分かっている[8]

正門入口階段を上がったところに、児童向けの可愛い絵が設置されている。かつて『世界名作劇場』がテレビ放映されていた時には、その主要な登場人物の描かれた絵が掲げられていた。

御土居[編集]

当公園南側に土塁の一部が残る。御土居としての史跡指定はされていないものの、周囲をフェンスが囲い、立ち入りが禁止されている[9]

春のこどもまつり[編集]

年1回、春休みの時期に実施される。ゴーカートが無料開放されるほか、パトカー白バイの展示、子供向け映画(OVA)の上映などが行われる。参加の事前申し込みは不要だが、天候により中止されることがある。

情報[編集]

一般[編集]

築山と芝生
開園時間
9:00 - 16:30
休園日
火曜日(祝日の場合は開園され、その翌日が休園日となる)および年末年始期間(12月29日 - 翌年1月3日)
園内遊具
すべり台ジャングルジム砂場鉄棒シーソー雲梯(うんてい)ほか
三輪車(就学前児童のみ)、足踏みゴーカート(小学2年生以下の児童のみ)
交通教室
月曜日水曜日木曜日金曜日の午前中に開催
駐車場
15台(有料)

ゴーカート[編集]

ゴーカート乗り場
運転時間
9:00 - 12:00、13:00 - 16:00 天候により中止されることがある。
使用料
単席200円・単席回数券3回分500円(小学3年生 - 中学生)
複席250円・複席回数券3回分600円(小学2年生までの児童と高校生以上)
運行日
木曜日、土曜日日曜日祝日(春休み、夏休み期間は毎日運行)
その他
初めて乗車する場合は、係員にその旨を申し出なければならない。
みだりに停車することや、他のゴーカートを追い越すことは禁止されている。

交通[編集]

  • 京都市営バス特37系統・46系統 大宮交通公園前バス停下車
  • 京都市営バス北1・北8系統 常徳寺前バス停下車徒歩約10分

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 大宮交通公園 再整備へ 京都新聞2017年1月26日朝刊
  2. ^ 岡崎公園に「岡崎・市電コンシェルジュ」オープン - 『鉄道ファン』2015年12月7日
  3. ^ 京都市情報館 京都市行財政局財政部財政課 - 事務事業評価 大宮交通公園 (PDF)
  4. ^ KYOTO PARKING NAVI 京都市駐車場案内 京都市都市整備公社について 公社の事業 (PDF)
  5. ^ 北消防署、大宮交通公園に移転へ 京都市、21年完成目指す 京都新聞2016年8月13日朝刊
  6. ^ 北消防署移転「住民合意を」 地元団体、京都市に要望 京都新聞2016年11月2日朝刊
  7. ^ 大宮交通公園に移転の北消防署 北東端の15%に配置 京都新聞2017年3月10日朝刊
  8. ^ 『郷土誌「おおみや」』 (大宮文化振興会、1990年)
  9. ^ 地形図で見る変遷 御土居 (6)長坂口周辺

関連項目[編集]

外部リンク[編集]