垂水稔朗

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垂水 稔朗
基本情報
階級 ウェルター級
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1993-11-01) 1993年11月1日(30歳)
出身地 愛媛県新居浜市[1]
スタイル オーソドックス[2]
プロボクシング戦績
総試合数 19
勝ち 12
KO勝ち 6
敗け 4
引き分け 3
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垂水 稔朗(たるみ としろう[3]1993年11月1日 - )は、日本の元プロボクサー愛媛県新居浜市出身。協栄ボクシングジム所属。

人物[編集]

1993年11月1日、愛媛県新居浜市出身。愛媛県立今治西高等学校を経て、早稲田大学卒業[4]

来歴[編集]

2014年6月9日に入江翔太とウェルター級4回戦を戦い、4回0分17秒TKO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った[5]

しかしその後は3戦連続で引き分けになるが[6]2015年3月30日に後楽園ホールで行われた「第72回東日本新人王戦」にて安藤暢文とウェルター級4回戦を戦い、4回1分30秒TKO勝ちを収めて4試合ぶりの勝利となった[7]。次の試合は判定勝ちを収め[8]、同年7月4日に後楽園ホールで行われた第7東日本新人王戦で永野祐樹とウェルター級4回戦を戦い、4回0-3(37-38×3)の判定負けでプロ初黒星を喫した[9][10]

2017年7月10日に後楽園ホールで行われた「A-sign.Bee5」にて日本ウェルター級9位の佐藤矩彰と65.5キロ契約8回戦を戦い、8回3-0(77-75×2、79-74)の判定勝ちを収めた[11]。なおこの試合で東日本ボクシング協会から2017年7月度月間賞新鋭賞を受賞した[12]。また同月27日にJBCの発表した最新ランキングで初めてウェルター級日本ランク入りを果たす[13]

その後2連勝して2018年6月21日に後楽園ホールで行われた「ゴールデンチャイルドボクシングvol.123」で日本ウェルター3位の藤中周作とウェルター級8回戦を戦い、8回3-0(76-75、78-73×2)の判定勝ちを収めた[14]。そして同年11月12日に安藤暢文とウェルター級6回戦を戦い、5回2分6秒TKO勝ちを収めて3年8か月ぶりの再戦も制した[15]

2019年10月26日、後楽園ホールで日本ウェルター級王座挑戦者決定戦として、IBF世界同級8位・日本同級1位の小原佳太と対戦するも、4回2分59秒TKO負けを喫し、挑戦権を獲得することは出来なかった[16]

JBCが2020年1月14日に発表した日本ランキングから、引退したことが判明した[17]

戦績[編集]

  • プロ - 19戦12勝4敗3分(6KO)
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2014年6月9日 勝利 4R 0:17 TKO 入江翔太(KG大和) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2014年9月10日 引分 4R 判定1-1 澤田サウザー(角海老宝石 日本の旗 日本
3 2014年11月22日 引分 4R 判定1-1 豊嶋亮太(帝拳 日本の旗 日本
4 2015年2月23日 引分 4R 判定0-1 阪田壮亮(船橋ドラゴン) 日本の旗 日本
5 2015年3月30日 勝利 4R 1:30 TKO 安藤暢文(高崎) 日本の旗 日本 2015年度東日本ウェルター級新人王予選
6 2015年5月15日 勝利 4R 判定3-0 馬場一浩(角海老宝石) 日本の旗 日本 2015年度東日本ウェルター級新人王予選
7 2015年7月4日 敗北 4R 判定0-3 永野祐樹 (帝拳) 日本の旗 日本 2015年度東日本ウェルター級新人王予選
8 2015年12月5日 敗北 6R 判定0-3 玉山将也(帝拳) 日本の旗 日本
9 2016年2月11日 勝利 4R 1:22 TKO 林和希ジュニア(八王子中屋) 日本の旗 日本
10 2016年9月4日 勝利 6R 判定3-0 クウエ・ピーター(大橋 ガーナの旗 ガーナ
11 2016年12月3日 敗北 6R 2:55 TKO 永野祐樹 (帝拳) 日本の旗 日本
12 2017年3月22日 勝利 8R 判定3-0 稲垣孝(フラッシュ赤羽) 日本の旗 日本
13 2017年7月10日 勝利 8R 判定3-0 佐藤矩彰(新日本木村 日本の旗 日本
14 2017年11月22日 勝利 3R 0:15 TKO 竹内護(ワタナベ 日本の旗 日本
15 2018年1月1日 勝利 4R 1:56 TKO ブンチュアイ・ポンスーンナーン タイ王国の旗 タイ
16 2018年6月21日 勝利 8R 判定3-0 藤中周作(金子 日本の旗 日本
17 2018年11月12日 勝利 5R 2:06 TKO 安藤暢文(高崎) 日本の旗 日本
18 2019年4月5日 勝利 8R 判定3-0 藤中周作(金子) 日本の旗 日本
19 2019年10月26日 敗北 4R 2:59 TKO 小原佳太三迫 日本の旗 日本 日本ウェルター級王座挑戦者決定戦
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脚注[編集]

  1. ^ 公式ツイッター プロフィール欄 twitter
  2. ^ BoxRecレーティング 【国内/男子】ウェルター級 (66.68 kg以下) BOXINGアンテナ
  3. ^ インタビュー 2018.3.10 垂水稔朗 足が生命線 ボクシングモバイル 2018年3月10日
  4. ^ ボクサー垂水稔朗選手! 東進衛星予備校新居浜中萩校,新居浜平和通り校,伊予三島校のブログ
  5. ^ 垂水 稔朗(協栄)vs入江 翔太(KG大和) 武士道ボクシングV 2014年6月10日
  6. ^ 藤中周作VS垂水稔郎 | 日本ランカー同士のサバイバル対決! BOXING INFO NAVI 2018年6月8日
  7. ^ 東日本新人王戦開幕 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年3月30日
  8. ^ 東日本新人王予選 15日の結果 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年5月15日
  9. ^ 永野祐樹、東日本新人王予選準決勝戦に進出! 帝拳プロモーション公式サイト
  10. ^ 試合結果2015年7月 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年8月16日
  11. ^ 亀田和毅“世界前哨戦”勝利、モラレスに大差判定 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年7月10日
  12. ^ 7月の月間MVPは大竹秀典、敢闘賞に久我勇作 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年8月8日
  13. ^ 2017年7月度ランキング 日本ボクシングコミッション
  14. ^ 細川チャーリー、垂水稔朗が日本王座挑戦アピール Boxing News(ボクシングニュース) 2018年6月21日
  15. ^ 元王者の瀬藤幹人が引退式、日本2位の垂水TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2018年11月12日
  16. ^ フェザー級の丸田陽七太ら日本王座挑戦権獲得 IBF8位の小原佳太は貫禄の4回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2019年10月26日
  17. ^ 最新日本ランキングは新鋭躍進 辰吉寿以輝、桑原拓らが日本王座挑戦圏内に Boxing News(ボクシングニュース)2020年1月14日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]