国鉄ED57形電気機関車
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| 国鉄ED57形電気機関車 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 運用者 | 鉄道省 |
| 製造所 |
シーメンスシュケルト社(電気部分) ボルジッヒ社(機械部分) |
| 種車 | ED24形 |
| 製造年 | 1927年 |
| 製造数 | 2両 |
| 改造年 | 1944年3月(→ED24形) |
| 廃車 | 1960年2月 |
| 主要諸元 | |
| 軸配置 | B+B |
| 軌間 | 1067 mm |
| 電気方式 | 直流1500 V |
| 全長 | 13140 mm |
| 全幅 | 2770 mm |
| 全高 | 4010 mm |
| 運転整備重量 | 60.90 t |
| 動力伝達方式 | 歯車1段減速、吊り掛け式 |
| 主電動機 | MT24形×4基 |
| 主電動機出力 | 235 kW(端子電圧675 V時) |
| 歯車比 | 21:76=1:3.62(19:88=1:4.63) |
| 制御方式 | 非重連、抵抗制御、2段組み合わせ制御、弱め界磁制御 |
| 制御装置 | 複式電磁空気単位スイッチ式 |
| 制動装置 | EL14A空気ブレーキ、手ブレーキ |
| 最高運転速度 | 85 km/h |
| 定格速度 | 41 km/h |
| 定格出力 | 940 kW |
| 定格引張力 | 7100 kg(9830 kg) |
| 備考 | 括弧内はED24形の諸元を示す。 |
ED57形は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省がドイツから輸入した直流用電気機関車である。国鉄最後の輸入電気機関車となった。
概要
[編集]シーメンスシュケルト社(電気部分)とボルジッヒ社(機械部分)によって1927年(昭和2年)に2両(製造番号11698・11699)が製造され、旅客列車牽引用として1928年(昭和3年)に輸入された。
車体は箱形で運転台部分の側板は幅が端部に向かって絞られており、前後にデッキを有する。車体中央部の屋根は一段高くなっており、その前後に大型のパンタグラフが設置されている。前面の運転室窓が高い位置に設けられているのが特徴的である。また、運転台のマスターコントローラーが円形のハンドル形であることも特徴である。
国鉄の電気機関車としては唯一のシーメンス製で、他には上信電鉄のデキ1形や名古屋鉄道のデキ1形、三井三池港務所のB形機が知られているが、それらはいずれも小型の凸型機で機械部分の製造者はM.A.N社であり、機械部分をボルジッヒ社で製造された本形式は希少な存在であった。
運用
[編集]ED56形と同様に東海道本線に配置されたが、中央本線電化後は八王子機関区に移り、飯田橋駅 - 八王子駅間で使用された[1]。そのほか東北本線でも運用された[2]。
1944年(昭和19年)3月に大宮工場(現在の大宮総合車両センター)で歯車比改造を受けて貨物列車牽引用のED24形となったが、その後も同区間で使用され、1960年(昭和35年)2月に廃車された。
廃車後は2両とも解体され、現存しない。
- ED24形の形式図
脚注
[編集]- ↑ “ED16 3”. 鉄道ホビダス (2005年12月7日). 2025年12月9日閲覧。
- ↑ “画像 | ブルトレから貨物まで「国鉄型電気機関車」の記憶”. 東洋経済オンライン (2023年11月17日). 2025年12月9日閲覧。