厚木進

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厚木 進(あつき すすむ、1953年6月29日 - )は、日本の財務官僚財務省関東財務局長、経済産業省貿易経済協力局長を経て、日本郵政代表執行役副社長。

人物[編集]

徳島県鳴門市撫養町出身。徳島県立城南高等学校を経て、一橋大学経済学部卒業。1977年大蔵省入省。1982年十和田税務署長。

財務省で、主計局証券局等に所属。通商産業省産業政策局商政課課長補佐や、主計局主計官補佐、大臣官房企画官を経て、外務省OECD政府代表部参事官時代は、韓国のOECD加盟に尽力。

1997年から財務省国際局で開発金融課長や調査課長を務めアジア通貨危機に対応した。金融庁総務企画局市場課長を経て、2002年証券取引等監視委員会総務検査課長。その後も2003年に金融庁検査局総務課長、2004年に金融庁総務企画局審議官検査局担当を務め主に検査部門を担当。

2005年コロンビア大学客員研究員(財務省大臣官房付)、2006年東海財務局長兼財務総合政策研究所東海研修支所長、2007年証券取引等監視委員会事務局次長、2009年関東財務局長。

2010年、日本国憲法下で初めて経済産業省と財務省との間で局長交流人事が行われ、経済産業省貿易経済協力局長に就任。近年、国際的な大型インフラ設備の入札競争で日本企業が韓国企業の後塵を拝しているのは、韓国が自国農業をある程度犠牲にしてEPAに締結しているためであり、日本の場合、農業保護を掲げる農水省と経産省との間で対立が続いていたとされている[1]

2012年12月日本総合研究所顧問。2013年6月から曽田立夫らとともに日本郵政執行役副社長、2014年6月から同社取締役代表執行役副社長[2]

著作[編集]

  • 「アジア経済・金融の再生への道」について--外国為替等審議会専門部会報告書の概要」国際金融. (1050) [2000.8.1]
  • 「座談会 証券行政をめぐる最近の諸問題について」証券レビュー. 41(6) [2001.6]
  • 「行政官レポート 空売りへの具体的な取り組みについて」月刊金融ジャーナル. 43(5) (通号 537) [2002.5]
  • 「講演録 証券取引等監視委員会の活動状況」資本市場. (通号 209) [2003.1]

脚注[編集]

  1. ^ 『霞ヶ関ウォッチング』 「文藝春秋」 2010年11月号
  2. ^ 「人事、日本郵政 」日本経済新聞2014/5/21