勝手丼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ネタの一例

勝手丼(かってどん)とは、北海道釧路市に存在する和商市場の名物とされる丼物

貧乏旅行中のライダーが市場を訪れた際に、懐事情を推しはかった鮮魚店の主人がライダーに市場内の総菜屋で飯のみを買ってこさせ、その上に海産物を少しずつ載せて提供したことが発祥である。これが口コミで広がり、現在の形につながった[1]

現在も同様に、総菜屋から器入りの飯(量により100-300円、酢飯を販売している総菜店もある)を購入し、市場内の店で好みの具材を購入して載せて食べる。自由に組み合わせを選べ、市場に並んでいる新鮮な魚介類を具材にできる。具材は別会計であり、各店によって価格とラインアップが異なる。具材は、切り身刺身が一切れごとのバラ売りで用意されている。生魚の刺身のほか、魚卵が多いため、海鮮丼生ちらしにする客が多い。生魚が苦手な人向けとして、焼き魚きんぴらフライなどの総菜も用意されている。

相場は「標準的には1500円位。ちょっと欲張っても2000円」[1]であるが、ご飯のサイズやネタの価格帯によって大きな差が生じる。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]