六芸

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六芸(りくげい)は、中国古代において、身分あるものに必要とされた6種類の基本教養をいう。まれに「ろくげい」と読む場合がある。

周礼地官・保氏では六芸を以下の6種と規定している。

史記』孔子世家には、次のような逸話が語られている。孔子が一芸に名を成していないのは、世に用いられず、様々な芸を習い、多芸の身となってしまったからであり、このことを達巷の村人に、「(孔子は)一芸で名を成していない」といわれた。それを聞いた孔子は、「御(馬術)でも名を成そうか」といってみせた。鄭玄注によると、これは六芸の中で、御(馬術)が格下と認識されていたため、孔子が謙遜して言ったのだという。

漢に到って六芸は六経そのものをさすようにもなった。すなわち「」・「」・「」・「」・「」・「春秋」である[1]

脚注[編集]

  1. ^ 『史記』滑稽列伝「孔子曰:六芸於治一也。礼以節人、楽以発和、書以道事、詩以達意、易以神化、春秋以義。」