佐藤友美 (演芸評論家)

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佐藤友美(さとう ともみ、1972年[1][2] - )は、演芸評論家・演芸専門誌「東京かわら版」三代目編集人。女性。

来歴[編集]

東京都渋谷区恵比寿生まれ・育ち・在住。東京都立駒場高等学校明治大学文学部仏文学専攻卒。祖母は浅草国際劇場の隣で旅館を営んでいた。 幼少より古典芸能に親しみ、日本舞踊では「西川扇丸」の名取名を持つ。

寄席落語に関心を持ったのはスタジオボイスのコラム[3]。1994年、無職時に愛読していた演芸専門誌『東京かわら版』でアルバイト募集の記事を見て応募・入社、5年ほどなんとなく在籍し続けた後[4]に正社員になる。誌面では「演芸界若手の星」で若手二ツ目落語家へのインタビューを5年間担当。

2004年より同誌三代目編集人。自分が読者だった時の視点を大切にして編集に携わっている[5]。演芸マニア以外の読者を想定して、表紙のカラー化、巻頭に落語好きの有名人のエセー(という表記である)を掲載するなどの企画をスタートさせた[4]

同社発行の書籍や落語会パンフレットなどの編集にも多数携わる。国立演芸場専門委員、文化庁芸術祭大衆芸能部門審査員・文化庁芸術選奨推薦委員や読売新聞しんぶん赤旗寄席評筆者なども務める。

趣味は現代美術コンテンポラリーダンス鑑賞。一男一女の母。

著書[編集]

編著・他[編集]

発行元が東京かわら版以外のもの。

  • 落語ワンダーランド (ぴあ、2005年)ISBN 4835606760 - 編集・取材・文[6]
  • 落語ワンダーランド - 保存版!落語道楽の事始めはこの一冊から!(ぴあ、2017年)ISBN 9784835631745 - 編集協力・監修 *2005年の改訂版。
  • 落語ぴあ - 保存版!落語道楽の事始めはこの一冊から!(ぴあ、2018年)ISBN 9784835634432 - 編集協力・監修 *2017年のコンパクト版。
  • マセキ会長回顧録 著:柵木眞・河本瑞貴(彩流社、2013年)ISBN 9784779120923 - 編集協力
  • 落語の入り口 想像と創造のコミュニケーション(フィルムアート社、2017年)ISBN 9784845916429 - 編著「東京かわら版」+編集部
  • らくごころ(ぴあ、2016年)ISBN 9784835628738 - 識者としてインタビューに登場。
  • 落語家のことば 芸の生まれる現場から 著:大友浩(芸術新聞社、2018年)ISBN 9784875865421 ‐ 編集協力
  • 生らくごのススメ 東京版(小学館、2021年)ISBN 9784778035631 - 執筆
  • 横井洋司写真集 名人 粋人 奇人(小学館、2022年)ISBN 9784096823828 - 編集協力

メディア出演[編集]

脚注[編集]

  1. ^ アーティストプロフィール・佐藤友美”. ラジオデイズ. 2021年6月14日閲覧。
  2. ^ a b 真夜中のハーリー&レイス (@HandsomeRace) (2019年4月16日). “【日本で唯一の女王が参戦!!】”. twitter. 2021年6月14日閲覧。
  3. ^ 加藤孝朗 (2015年5月). “【スペシャルインタビュー】東京かわら版500号記念 編集人・佐藤友美氏にかわら版の歩みとこれからを聞く。”. ハナシ・ドット・ジェーピー. サウンド・オブ・レイン. 2021年6月12日閲覧。
  4. ^ a b 井上幸一; 撮影:坂本亜由理 (2007年7月6日). “人、街に生きる 新宿末広亭(5)”. 東京新聞夕刊: p. 1 
  5. ^ 阿久根佐和子 『らくごころ』ぴあ、2016年1月29日、146頁。 
  6. ^ ぴあmookでは「落語ワンダーランド 登龍門」が2007年に出ているが、奥付に佐藤もしくは東京かわら版の名前は無い。
  7. ^ 文化放送『なかじましんや 木曜の穴』(@doyo_ana) (2019年4月13日). “この後11時から放送の文化放送『なかじましんや 土曜の穴』。”. twitter. 2021年6月15日閲覧。 “ゲストは、演芸専門誌「東京かわら版」の編集長「佐藤友美」さんです。”

外部リンク[編集]