丹羽圭子

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丹羽 圭子
(にわ けいこ)
プロフィール
出身地 日本の旗 兵庫県 
主な作品
映画ゲド戦記』(2006年
借りぐらしのアリエッティ』(2010年
コクリコ坂から』(2011年
アニメ海がきこえる』(1993年

丹羽 圭子(にわ けいこ)は、日本編集者脚本家。筆名として中村 香名義を使用することもある。

来歴[編集]

生い立ち[編集]

兵庫県にて生まれた。松竹シナリオ研究所にて脚本を学ぶ。同期の一色伸幸らから「天才少女」と評されるほどの腕前だったが、あるときから突然、研究所に顔を出さなくなる[1]

編集者として[編集]

その後、徳間書店に勤務し、鈴木敏夫の下で『アニメージュ』の編集に携わるなど、編集者として活動することとなる[1]。編集者としては、碧野圭らの作品を手がけている[2]

脚本家として[編集]

また、スタジオジブリの制作するアニメーション作品にも、スタッフとしてかかわる。スタジオジブリに移った鈴木敏夫に依頼され、1993年に放送されたテレビアニメ海がきこえる』の脚本を「中村香」名義で手がけた[3][4]

2006年に公開されたスタジオジブリの映画『ゲド戦記』では、監督の宮崎吾朗と脚本を担当した。2010年に公開されたスタジオジブリの映画『借りぐらしのアリエッティ』では、宮崎駿と脚本を担当。企画を兼ねていた駿がさまざまなアイディアを口頭で語り、丹羽がそれらの内容を基に文章に纏めることでシナリオを構築していったという。なお、宮崎父子の双方と、共同執筆した経験を持つのは、丹羽が初めてである。

吾朗が監督する『コクリコ坂から』にて、再び駿と共同で脚本を担当することになった[5]

人物[編集]

徳間書店での上司にあたる鈴木敏夫は、丹羽について「何を考えているんだか、よく分からない、いつも、ぼ〜っとしている」[1]と評しているが、その筆力については高く評価している[1]。また、松竹シナリオ研究所の同期生である一色伸幸は、同期の中で丹羽が最もうまかったと指摘している[1]。ただ、丹羽は突然松竹シナリオ研究所に来なくなってしまったため、後年、徳間書店を訪れた一色が丹羽を見つけ、ひどく驚いたという[1]

作品[編集]

テレビアニメ[編集]

映画[編集]

戯曲[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f 鈴木敏夫「企画はどうやって決まるのか」宮崎駿・丹羽圭子『脚本 コクリコ坂から角川書店2011年、165頁。
  2. ^ 碧野圭Twitter / 碧野 圭: 「ゲド戦記」のシナリオも丹羽さん。ちなみに、私の次回 ...ツイッター2010年7月21日
  3. ^ 宮崎駿・丹羽圭子『脚本 コクリコ坂から角川書店2011年、表カバー折り返し。
  4. ^ 鈴木敏夫「企画はどうやって決まるのか」宮崎駿・丹羽圭子『脚本 コクリコ坂から角川書店2011年、166頁。
  5. ^ 「ジブリをいっぱい――ジブリ新作『コクリコ坂から』来夏公開――監督は宮崎吾朗さん」『ジブリ新作「コクリコ坂から」来夏公開 監督は宮崎吾朗さん : YOMIURI ONLINE(読売新聞)読売新聞グループ本社2010年12月16日

関連人物[編集]

関連項目[編集]