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一丸安貴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

一丸 安貴(いちまる やすたか、1972年4月13日 - )は、愛知県一宮市出身[1]の元競輪選手、実業家。現役時代は日本競輪選手会愛知支部所属。日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第70期生。師匠は塚崎眞吾(38期)。ホームバンクは一宮競輪場名古屋競輪場

実兄の一丸政貴(69期)も元競輪選手。

来歴

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愛知県立一宮工業高等学校[1]を経て競輪学校第70期生となる。同期在校競走成績は75勝を挙げて第1位。

1992年8月17日大津びわこ競輪場でデビューし、初勝利も同日。

2011年7月19日時点でGIで4回の決勝進出歴があり、2001年日本選手権競輪松戸競輪場)では3位、2004年寛仁親王牌前橋競輪場)では2位に入り表彰台に上った。

2006年小松島競輪場で行われたふるさとダービー決勝戦で、競輪学校同期の志智俊夫マークから直線抜け出し、GII初優勝。

2011年4月より2020年6月まで、日本競輪選手会愛知支部の支部長を務めた[2][3]

2022年12月27日、選手会に退会届を提出し引退の手続きを取った。

2023年1月12日、選手登録消除[4]。30年に及んだ現役生活を終えた。通算戦績は2342戦360勝。生涯獲得賞金は6億9242万4435円[5]

引退後は、一宮市内で頭揉みほぐし専門店「ぐっすり堂」を開業した[6]ほか、豊橋記念でリポーターを務める[7]など競輪関係の仕事も行っている。

脚注

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  1. ^ a b 中日新聞尾張地域面2009年12月10日付記事
  2. ^ 選手会愛知支部長に就任されました - きらりんのキラ散歩!ブログ 2011年4月24日付記事
  3. ^ 新支部長の山田圭二 公務も競走も全力/大垣ミッド”. 日刊スポーツ (2020年5月26日). 2022年10月27日閲覧。
  4. ^ 登録消除者一覧(2022年度) at the Wayback Machine (archived 2023年1月15日)
  5. ^ “【競輪】愛知の重鎮・一丸安貴が引退 06年にG2ふるさとダービーV「悔いは一切ありません」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年12月27日). https://www.nikkansports.com/public_race/news/202212270000746.html 2022年12月27日閲覧。 
  6. ^ 一丸安貴 [@ilbU6PJMFMYdtiQ] (2023年1月18日). "ぐっすり眠れば大抵のことは大丈夫!". X(旧Twitter)より2023年1月28日閲覧
  7. ^ 一丸安貴 [@ilbU6PJMFMYdtiQ] (2023年1月25日). "明日から四日間、豊橋記念でインタビュアーやらせてもらいます😅". X(旧Twitter)より2023年1月28日閲覧

外部リンク

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