ヤブデマリ

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ヤブデマリ
ヤブデマリ03 Viburnum plicatum var. tomentosum.JPG
福島県会津地方 2008年6月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: マツムシソウ目 Dipsacales
: レンプクソウ科 Adoxaceae
: ガマズミ属 Viburnum
: Viburnum plicatum
変種 : ヤブデマリ
V. plicatum var. tomentosum
学名
Viburnum plicatum Thunb. var. tomentosum Miq.[1]
シノニム
和名
ヤブデマリ(藪手毬)

ヤブデマリ(藪手毬[3]学名Viburnum plicatum var. tomentosum )は、レンプクソウ科ガマズミ属[注 1]落葉低木

分布と生育環境[編集]

日本の太平洋側の本州四国九州に分布し[3]、沢などの水辺や湿り気のある林縁に自生する。

特徴[編集]

落葉広葉樹小高木で、樹高2 - 6メートル (m) くらいになる[3]樹皮は灰黒色で、枝が水平に伸び広がるのが特徴的である[3]。一年枝の樹皮は褐色で皮目があり、星状毛が多い[3]。樹皮は古くなってくると色も変わり、裂け目が入ってくる[3]は枝に対生し、形は長楕円形で10センチメートル (cm) ほど、葉の先端は尖り、葉縁は全縁になる。

花期は5 - 6月で[3]、やや黄色を帯びた小さな両性花が集まる花序のまわりに、白色の大きな5枚の花弁の広がった装飾花が縁どる。装飾花は無性花で、花弁だけが広がったものだが、その5枚のうち1枚が極端に小さくユニークな形であり、他の似た種との区別がしやすい。おおよそ小さい花弁が花序の内側を向き、花序の外周を大きい花弁が彩る。

夏に赤い実をつけ、秋には黒紫色に熟す。果序は枝の上に並ぶように見える[3]

冬芽は長楕円形で先が尖り、芽鱗は褐色で2枚あり、星状毛が多い[3]。頂芽は側芽よりも大きく、短い柄がある[3]。側芽は枝に対生する[3]。冬芽のわきにある葉痕は、V字形や倒松形で、維管束痕は3個つく[3]

ギャラリー[編集]

近縁種[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 古いAPG体系ではガマズミ科クロンキスト体系エングラー体系ではスイカズラ科に分類されることもある[1]

出典[編集]

  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Viburnum plicatum Thunb. var. tomentosum Miq.” (日本語). BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年8月22日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Viburnum plicatum Thunb. f. tomentosum (Miq.) Rehder” (日本語). BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年8月21日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 29.

参考文献[編集]

  • 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文『樹皮と冬芽:四季を通じて樹木を観察する 431種』誠文堂新光社〈ネイチャーウォチングガイドブック〉、2014年10月10日、29頁。ISBN 978-4-416-61438-9

関連項目[編集]