廣畑実

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ミノルマンから転送)
廣畑 実
Amazing 監督
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 大阪府枚方市
生年月日 (1993-08-27) 1993年8月27日(30歳)
身長
体重
168 cm
75 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 二塁手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督歴
  • Amazing (女子)
ミノルマン
YouTube
チャンネル
活動期間 2019年9月8日 -
ジャンル 野球
登録者数 約6.27万人
総再生回数 約755万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2020年11月11日時点。
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廣畑 実(ひろはた みのる、1993年8月27日 - )は、日本の元社会人野球選手、野球指導者YouTuber。YouTuberとしては、ミノルマン名義で活動する。

経歴[編集]

小学1年生の頃から野球を始め、軟式チーム・開成ジュニアイーグルスでプレー[1]枚方市立枚方第四中学校時にはボーイズチーム強豪のオール枚方ボーイズに所属したが、2年生秋まで試合出場はなし。練習に励んで3年生春にレギュラーを勝ち取ると[1][2]、ジャイアンツカップで優勝。

その後、大阪桐蔭高校に進学。1年秋にレギュラーの座をつかみ[1]、2年の春に甲子園大会に2番・二塁手として出場[3]。しかし、その後は肩を故障し、イップスに陥る[1]。それでも練習量などが認められてか、3年生になってからは主将を務めた[4]。同学年には西田直斗山足達也、1学年下に藤浪晋太郎澤田圭佑、2学年下に森友哉らがいた[3]

高校卒業後は東都大学野球の強豪、亜細亜大学に進学。1年からメンバー入りを果たすも、腰椎分離症や靭帯断裂など大学4年間のうち、3年間は怪我に悩まされ[1]、大学4年生のときにはトミー・ジョン手術を受けている[3]。チームは2年と4年の明治神宮野球大会で優勝を経験している。

大学卒業後は社会人野球JR東海に入社。怪我の影響で1年目からトミー・ジョン手術を受け、代打での出場が主となる[1]。代打で非凡な成績を残しながらも、手術の影響で投げることができず、入社1年目の2016年をもって退部。野球部を退部後もJR東海の職員として、新大阪駅で駅員として勤務していた[5]。新大阪駅で駅員として勤務している2019年に駅でプロ野球選手と出会ったことなどから野球指導者を志す様になり、同社を退職[5]。駅員時代から子供たちに無料で野球指導を行っていた[5]

現在は野球指導者として野球塾などで活動している。2019年11月より八尾市で「野球塾〜AMAZING〜」を開設。野球塾では遠方からの生徒のために在宅で指導できるオンライン指導を発案。週2回の動画配信や、LINEで個別に質問に答える形式を取っている。2020年4月時点では250人以上の生徒を抱える[3]

また、ミノルマンの名前で技術指導動画を配信するYouTuber活動も行っており[3][6][7][8]クーニンとも共演をしている。技術指導動画はYouTubeのほか、Instagramにも投稿しており、YouTubeへの投稿動画は指導のポイントとなる部分を10分前後にまとめたものが多い[9]

2020年2月に開催された「ロンティーキング」の関東予選で119mを記録し優勝した[6]

野球塾活動を並行して、女子野球の普及のため、女子軟式野球チーム「Amazing」を結成。2022年には1年限定で硬式野球チームとし、監督を務めた[10][11]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f Staff紹介!第一弾 ミノルマン”. 野球教室 Amazing Baseball Partner (2022年5月27日). 2022年11月27日閲覧。
  2. ^ 間淳. “中学2年まで補欠だった選手が大阪桐蔭の主将に “日本一”の練習で掴んだレギュラー”. Full-Count. https://full-count.jp/2022/07/10/post1247793/ 2022年11月27日閲覧。 
  3. ^ a b c d e 湯本勝大 (2020年4月14日). “藤浪の先輩、元大阪桐蔭主将が「オンライン野球塾」”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/baseball/news/202004130000421.html 2020年11月11日閲覧。 
  4. ^ 堀まどか (2011年8月2日). “東大阪大柏原”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20110802-814213.html 2020年11月11日閲覧。 
  5. ^ a b c “大阪桐蔭主将が大企業を捨て選んだYouTuberの道 プロも教えを請うミノルマンとは?”. FullCount. (2022年4月14日). https://full-count.jp/2022/04/14/post1206462/ 2022年5月26日閲覧。 
  6. ^ a b “BC神奈川・杉浦ら参加 ロンティーキング関東予選”. 日刊スポーツ. (2020年2月22日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/202002220000713.html 2020年3月2日閲覧。 
  7. ^ “大阪桐蔭の野球部元主将も推薦、YJの新たな野球マンガ「オーライ!」1巻”. コミックナタリー. (2020年6月19日). https://natalie.mu/comic/news/384077 2020年11月11日閲覧。 
  8. ^ “元大阪桐蔭主将が伝える打撃の極意 少年野球の子どもへ「構え方で8~9割決まる」”. Full-Count. (2022年9月17日). https://full-count.jp/2022/09/17/post1282239/ 2022年11月27日閲覧。 
  9. ^ 川田惇史 (2021年12月3日). “藤浪の先輩、大阪桐蔭元主将のミノルマンが伝えるバッティングの技術”. 朝日新聞デジタル. https://www.asahi.com/articles/ASPCY6S6MPCJPPTB00M.html 2022年7月9日閲覧。 
  10. ^ 橋本健吾 (2022年4月18日). “元大阪桐蔭主将が女子野球チームを作った理由 1年限定で日本一に挑む覚悟と信念”. Full-Count. https://full-count.jp/2022/04/18/post1208497/ 2022年11月27日閲覧。 
  11. ^ 【女子野球選手の活動を支援】野球Youtuber 兼 女子野球チームの監督を務めるミノルマンが『女子野球選手のDX支援事業』を開始』(プレスリリース)株式会社Amazing、2022年11月18日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000093052.html2022年11月27日閲覧 

外部リンク[編集]