マツダ・RX
マツダ・RXは、マツダ(旧:東洋工業)が、過去に製造及び販売していたロータリーエンジン搭載のFR(後輪駆動)クーペ及びセダンの車種である。現在は、製造販売をすべて終了している。
モデル一覧[編集]
RX-2(S122A,1970-1974)[編集]
詳細は「マツダ・カペラ」を参照
RX-3(S102/S124,1971–1978)[編集]
詳細は「マツダ・サバンナ」を参照
RX-4(LA2/LA3,1972–1979)[編集]
詳細は「マツダ・ルーチェ」を参照
RX-5(CD22/CD23,1975-1981)[編集]
詳細は「マツダ・コスモ」を参照
RX-7(SA22C/FB3S/FC3S/FC3C/FD3S,1978–2002)[編集]
- サバンナRX-7のすべてのモデルで、輸出モデルにマツダ・RX-7の名称が用いられた。尚、このモデルの日本国内仕様は、第3世代のみブランド名称が混在している。前期型が「アンフィニ」、後期型が「マツダ」と車検証記載のブランド変更を受けた。
詳細は「マツダ・RX-7」を参照
RX-8(SE3P,2003–2012)[編集]
- FD3S型RX-7が生産終了した後に発売されたモデルで、事実上RX-7の後継機種に相当する。車両名称は、日本国内外共通である。RX-7と異なり、ターボ搭載モデルが一切存在しない。
詳細は「マツダ・RX-8」を参照
RX-9(LA4/LA5,1977–1981)[編集]
詳細は「マツダ・ルーチェ」を参照
備考[編集]
- RX-1、RX-6は欠番[1]。
- 最初に登場したマツダ・コスモスポーツ(L10A、L10B型、1967-1972)にはRXの符号は与えられておらず、輸出名もマツダ・110Sコスモであった[2]。
- 続いて登場したマツダ・ファミリアロータリークーペ(M10A型、1969-1973)は、1967年の第14回東京モーターショーでの出展時点では「RX85」のコードネームが与えられていたが、輸出仕様にはマツダ・R100の名称が与えられ、RXの符号は与えられなかった。
- ファミリアロータリークーペと共に出展されたマツダ・ルーチェロータリークーペ(M13P型、1969-1972)は「RX87」のコードネームが与えられていたが、輸出仕様にはマツダ・R130(ドイツ語版)の名称が与えられ、RXの符号は与えられなかった[2]。
- 過去にRXの符号が与えられていたコスモ、ルーチェ、カペラシリーズの内、三代目のコスモ(HB2S/HB3S型、1981-1990)、四代目のユーノスコスモ(JC3S/JCES型、1990-1996)、四代目(HB2S/HB3S型、1981-1986)及び五代目のルーチェ(HC3S型、1986-1991)、二代目のカペラ(CB12S型、1974-1978)にもロータリーエンジン車が設定されていたが、RXの符号が再度与えられる事はなかった。
- コンセプトカーでは1970年のマツダ・RX500[3]、1995年のマツダ・RX-01、1999年のマツダ・RX-EVOLV[4]、2001年の「RX-8コンセプト」[5]、2015年のマツダ・RX-VISION[6]がそれぞれRXの名を冠して東京モータショーに出展された。
- 世界ラリー選手権では1980年代中盤、グループS構想に則り「RX-7 Gr.Sプロトタイプ」[7]を製作していたが、1986年のグループB規定の頓挫に伴いお蔵入りとなった。
- プロトタイプレーシングカーでは、1992年にマツダ・787の発展型であるマツダ・RX-792Pが実戦投入されている。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ^ マツダ・RX-7より前のモデルがあった!? ロータリーエンジン搭載「RX」シリーズの系譜 - ライブドアニュース
- ^ a b MAZDA RX-5 - MAZDA CosmoAP ARCHIVES
- ^ 【幻の国産スーパーカー】ロータリーエンジン搭載の「マツダRX500」 – WEB CARTOP
- ^ ニュースリリース 第1578号 1999年10月13日 マツダ、新型ロータリーエンジン搭載のコンセプトカー「RX−EVOLV」他を出品 - マツダ
- ^ 2001 Mazda RX-8 Concept - SuperCars.net
- ^ 【MAZDA】ロータリースポーツコンセプト|展示車両・技術|第44回東京モーターショー2015 - マツダ
- ^ Mazda RX-7 Gr.Sに驚愕 - グループBマニア