ペプトン

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ペプトンとは蛋白質(タンパク質)がペプシンにより消化されたものである。

膵臓分泌される膵液や空腸で分泌される腸液により、アミノ酸に消化される。

微生物の栄養源として適しているため、培地においてしばしば添加される。この培地栄養源としてのペプトンは、蛋白質をアミノ酸および低分子量のペプチドまで加水分解したもので、一般には牛乳の蛋白質(ミルクカゼイン)を酵素分解(豚の膵臓から抽出したパンクレアチンなどのプロテアーゼを使用)したものが一般的に使用されている。

また、蛋白質を酵素で加水分解したものがペプトンとして呼称されるので、蛋白質は動物性蛋白でも植物性蛋白でもアミノ酸および低分子量のペプチドまで加水分解したものは、ペプトンと称される。

BSEの騒動以来、近年は植物系のペプトンが好まれるようになっている。

その際、消化する酵素も植物系もしくは微生物系が使用される。

よく似たものでカザミノ酸があるが、これは蛋白質を塩酸で加水分解し、全てアミノ酸まで分解したものである。


参考文献[編集]

関連項目[編集]

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