プロカイン
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| 臨床データ | |
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| 胎児危険度分類 |
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| 投与経路 | 注射 |
| ATCコード | |
| 法的地位 | |
| 法的地位 |
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| 薬物動態データ | |
| 生体利用率 | n/a |
| 代謝 | 血漿中のエステラーゼによって加水分解 |
| 消失半減期 | 40–84 秒 |
| 排泄 | 腎臓 |
| 識別子 | |
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| CAS登録番号 | |
| PubChem CID | |
| DrugBank | |
| KEGG | |
| CompTox Dashboard (EPA) | |
| ECHA InfoCard | 100.000.388 |
| 化学的および物理的データ | |
| 化学式 | C13H20N2O2 |
| 分子量 | 236.31 g/mol g·mol−1 |
プロカイン(英: procaine)は、エステル型の局所麻酔薬の一つ。麻薬であるコカイン代用薬であり[要出典]、毒性はコカインよりも弱い。日本薬局方には塩酸プロカインとして収載されている劇薬、指定医薬品である。作用機序は神経の電位依存型Naイオンチャネル阻害による。コカインに比べ粘膜からの吸収が弱く、表面麻酔には不適当である。[要出典]また、エステル型の局所麻酔薬は血中のエステラーゼで容易に分解されるため、プロカインはアミド型の局所麻酔薬であるリドカインよりも加水分解されやすい。浸潤麻酔に用いられる。プロカインアミドはプロカインのエステル結合をアミド結合に変えたもので、適応は不整脈であり、両者は製剤そのものが異なる[1][2]。
血管拡張作用を有するため歯科領域での局所麻酔剤の場合、持続性を持たせるためにアドレナリン等の血管収縮剤を併用する場合がある。
適応
[編集]0.5%注射液は浸潤麻酔[3]、1%、2%注射液は伝達麻酔と硬膜外麻酔に適応がある[4]。
出典
[編集]- ^ “**プロカイン塩酸塩注射液0.5%「日医工」”. www.info.pmda.go.jp. 2022年12月17日閲覧。
- ^ “アミサリン注100mg/アミサリン注200mg”. www.info.pmda.go.jp. 2022年12月17日閲覧。
- ^ “**プロカイン塩酸塩注射液0.5%「日医工」”. www.info.pmda.go.jp. 2023年7月2日閲覧。
- ^ “1%塩酸プロカイン注射液「ニッシン」/2%塩酸プロカイン注射液「ニッシン」”. www.info.pmda.go.jp. 2023年7月2日閲覧。
参考文献
[編集]- 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104
- 伊藤勝昭ほか編集 『新獣医薬理学』 近代出版 2004年 ISBN 4874021018
外部リンク
[編集]- 日本薬局方 プロカイン塩酸塩注射液(PDF) - 扶桑薬品工業