ピナコリルアルコール

ピナコリルアルコール; Pinacolyl alcohol
	IUPAC名 3,3-dimethyl-2-butanol
識別情報
CAS登録番号	20281-91-8
PubChem	10045
ChemSpider	9650
	SMILES CC(C)(C)C(C)O; OC(C)C(C)(C)C;
	InChI InChI=1S/C6H14O/c1-5(7)6(2,3)4/h5,7H,1-4H3 Key: DFOXKPDFWGNLJU-UHFFFAOYSA-N ;
特性
化学式	C6H14O
モル質量	102.174 g/mol
密度	0.8122 g/cm3
融点	5.6°C
沸点	120.4°C
水への溶解度	25 g/L
溶解度	エタノール、ジエチルエーテルに易溶
	特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ピナコリルアルコール (英: pinacolyl alcohol) は、分子式 C₆H₁₄O の第二級アルコールである。IUPAC名は3,3-ジメチル-2-ブタノール (英: 3,3-dimethyl-2-butanol)。消防法に定める第4類危険物第2石油類に該当する^[2]。

神経ガスのソマンの原料となるため化学兵器禁止条約における第1種指定物質となっている。

出典

^ Lide, David R. (1998), Handbook of Chemistry and Physics (87 ed.), Boca Raton, FL: CRC Press, pp. 3-214, 8-106, ISBN 0-8493-0594-2
^ 法規情報 (東京化成工業株式会社)