ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ・イット

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恋のテクニック
ジェリー&ザ・ペースメイカーズシングル
B面 イギリスの旗アウェイ・フロム・ユー
アメリカ合衆国の旗ユール・ネバー・ウォーク・アロン
日本の旗太陽は涙が嫌い
リリース
規格 7インチ・レコード
録音 1963年1月22日
アビー・ロード・スタジオ
ジャンル リバプールサウンド
時間
レーベル イギリスの旗コロムビア(EMI[2]
アメリカ合衆国の旗ローリー・レコード
日本の旗オデオン・レコード / 東芝音楽工業
作詞・作曲 ミッチ・マレー英語版[2]
プロデュース ジョージ・マーティン[2]
チャート最高順位
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恋のテクニック」(How Do You Do It?)は、ジェリー&ザ・ペースメイカーズのデビューシングル[2]

概要[編集]

イギリスのリヴァプールを中心に活動していたジェリー&ザ・ペースメイカーズが、EMI系列のコロンビアからリリースしたデビュー・シングルのA面として起用した曲。同シングルは1963年4月11日付けから3週連続で全英チャート1位を獲得しており[3]、さらに翌1964年には「ブリティッシュ・インヴェイジョン」によってアメリカ合衆国でも発売され、9位まで上昇している。

ビートルズ・バージョン[編集]

本来は、ジョージ・マーティンビートルズのデビュー曲として用意していた曲だった[4]ザ・ビートルズ・アンソロジー日本語版P76[5]によれば、当時は作曲家と版権業者及びレコード・プロデューサーが連携してレコードを制作することが通例となっており、ジョージ・マーティンもこれに倣ってこの曲をビートルズに渡し、1962年9月にセッション録音を行った。しかし、ビートルズのメンバーが自分達の作った曲でデビューしたいと主張した。結果的にビートルズ側の主張が認められ、オリジナル曲の「ラヴ・ミー・ドゥ」がデビュー曲としてリリースされた。「ラヴ・ミー・ドゥ」は全英チャートで最高17位まで上昇している。さらにその後「プリーズ・プリーズ・ミー」を聴いたマーティンが、それをセカンド・シングルとして採用。「恋のテクニック」は、同じくマーティンがプロデュースを担当していたジェリー&ザ・ペースメイカーズに託されるに至った。

なお、ビートルズがセッション録音した音源は、その当時は発表されなかったが、1995年にリリースされた『ザ・ビートルズ・アンソロジー1』の23曲目に収録されたため、現在は聴く事が出来る。ただし、ジェリー&ザ・ペースメイカーズ版の原題が"How Do You Do It?"であるのに対し、『ザ・ビートルズ・アンソロジー1』に収録された音源は"How Do You Do It"とクエスチョン・マークを欠いた表記でクレジットされている[6]

「アンソロジー」のDVDでは、本曲に触れた部分で「フロム・ミー・トゥ・ユー」のセッション写真にビートルズ・バージョンが流され、ゲイリー&ペースメイカーズのジェリーがオーバーなアクションをしているテレビ番組の映像が使われている。

その他のバージョン[編集]

脚注[編集]

  1. ^ "How Do You Do It?" - YouTube
  2. ^ a b c d Rice, Jo (1982). The Guinness Book of 500 Number One Hits (1st ed.). Enfield, Middlesex: Guinness Superlatives Ltd. p. 71. ISBN 0-85112-250-7. 
  3. ^ Official Singles Chart UK Top 100”. Theofficialcharts.com. 2008年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月30日閲覧。
  4. ^ Lewisohn, Mark (2013). Tune In: The Beatles, All These Years, Vol. 1. Crown Archetype. pp. 670–671. 
  5. ^ リットー・ミュージック刊・ISBN 4845605228
  6. ^ 1966年以降、ビートルズの曲に新たな邦題をつけることは原則的に認められていないので、ビートルズ版は邦題も「ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ・イット」とされている。
  7. ^ Dick and Dee Dee, Songs We've Sung on Shindig 2019年3月30日閲覧