ドモジェドヴォ航空

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ドモジェドヴォ航空
Домодедовские авиалинии
IATA
E3
ICAO
DMO
コールサイン
DOMODEDOVO
設立 1964年(アエロフロートの一支局として)
ハブ空港 ドモジェドヴォ空港
マイレージサービス AiRUnion PREMIUM
航空連合 エアユニオン
親会社 State holding
保有機材数 13機
就航地 19都市
本拠地 ロシアの旗 ロシア モスクワ
代表者 Sergey Borisovich Yanovoi
局長
外部リンク http://www.akdal.ru/
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ドモジェドヴォ航空ロシア語 Домодедовские авиалинии英語 Domodedovo Airlines)はロシア航空会社モスクワに本拠地を置きロシアCISの国々、特に極東ロシアに定期便を持つ。またヨーロッパ東南アジア中国に対して限定的なチャーター便も飛ばしている。ハブ空港はモスクワのドモジェドヴォ空港

歴史[編集]

ドモジェドヴォ航空は1964年に、一部のアエロフロート便のモスクワ発着空港がヴヌーコヴォ国際空港からドモジェドヴォ空港に移管したのに伴いDomodedovo United Air Detachmentという社名でアエロフロートの一部として設立された。この部門は主にソビエト連邦内において、モスクワから極東ロシアや中央アジア共和国などに向かう長距離線のサービスを担当していた。

しかし同年5月にはモスクワからハバロフスクまでの最初の独自便をツポレフTu-114で就航させ、1978年には国内線としては6800km(東京パキスタンカラチとほぼ同等)と世界最長の距離となるモスクワペトロパブロフスク・カムチャツキー行の便をイリューシンIl-62で開設することに成功している。そして1979年、社名をDomodedovo CAPAに変更した。

1993年1月、Domodedovo CAPAはアエロフロートから正式に分離し、1998年にDomodedovo CAPAがドモジェドヴォ空港の運営部門と航空路の運航部門にさらに分離したことで、現在の組織体系であるドモジェドヴォ航空が誕生した。2001年には部分的に民営化され、2004年に同じロシアの航空会社であるクラス・エアとともに、エア・ブリッジという共同運営会社を設立しお互いのネットワークやサービスを相補している(エア・ブリッジは2005年にエアユニオンに改名している)。

就航都市[編集]

保有機材[編集]

ツポレフ154型機

上記以外にもボーイング767などをふくむクラス・エアの航空機も定期便に使用している。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]