デビスカップカザフスタン代表

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カザフスタン
監督Dias Doskarayev
最高ITFランク8 ()
初出場1995
通算参加年数21
最高成績ベスト8 (2011, 2013, 2014, 2015)
最多勝利アンドレイ・ケドリュク (66–34)
シングルス最多勝利アンドレイ・ケドリュク (43–17)
ダブルス最多勝利アンドレイ・ケドリュク (23–17)
最多勝利ペアイゴーリ・チャルドウノフ &
アンドレイ・ケドリュク (6–1)
アンドレイ・ケドリュク &
アントン・ツィンバロフ (6–1)
最多試合出場アンドレイ・ケドリュク (51)
最多年出場アンドレイ・ケドリュク (15)

デビスカップカザフスタン代表Kazakhstan Davis Cup team )はカザフスタンテニス協会(Kazakhstan Tennis Federation)によって構成される国別テニス対抗戦デビスカップカザフスタンのナショナルチームである。

実力[編集]

カザフスタン代表は目立った強豪選手はいないが、強豪国と互角に戦う実力国である。

2010年のワールドグループプレーオフでスイスを5-0で破ってワールドグループに昇格する。 ワールドグループ1年目の2011年、1回戦アウェーでのチェコ戦では第3試合を終えて2-1と王手をかけられるが、第4試合でアンドレイ・ゴルベフが世界ランク7位のトマーシュ・ベルディハを7–5, 5–7, 6–4, 6–2で破り、第5試合でミハイル・ククシュキンヤン・ハジェクを破り、ワールドグループ初勝利を第4シードの強豪チェコからあげた。

2014年はワールドグループ準々決勝で世界ランク3位で同年の全豪優勝者のスタニスラス・ワウリンカBIG4ロジャー・フェデラーが率いるスイスとアウェーで対戦。第1試合でゴルベフワウリンカを7–6(5), 6–2, 3–6, 7–6(5)で破ると、第3試合でもフェデラー/ワウリンカ組をゴルベフ/ネドベソフ組が6-4, 7-6(5), 4-6, 7-6(6)で破り、2-1と王手をかける。しかし、第4,5試合でワウリンカフェデラーが勝利をあげ、2-3で敗れた。

2015年は1回戦のイタリア戦でククシュキンが2勝をあげ、第5試合でアレクサンドル・ネドベソフファビオ・フォニーニを7-6(5), 3-6, 4-6, 6-3, 7-5で破り、準々決勝進出。準々決勝のオーストラリア戦では第1,2試合でククシュキンネドベソフが勝利し、2-0と初の準決勝進出に王手をかける。しかし、レイトン・ヒューイットサム・グロスの活躍で2-3と逆転を許し、準決勝進出はならなかった。

2016年は1回戦で世界ランク1位のノバク・ジョコビッチが率いるセルビアと対戦。第1試合はジョコビッチネドベソフにストレート勝ち。第2試合はククシュキンビクトル・トロイツキにストレート勝ち。第3試合ではゴルベフ/ネドベソフ組がジョコビッチ/ジモニッチ組にストレートで勝ち、王手をかける。そして第4試合のジョコビッチククシュキンではククシュキンがセットカウント2-1と、あと1セットで勝利まで追い込むが、4時間57分の激戦の末、7-6(6), 6-7(3), 6-4, 3-6, 2-6で逆転負け。第5試合でトロイツキネドベソフにストレート勝ちし、2-3で敗れた。

最近の代表選手[編集]

2016

主な歴代選手[編集]

選手 勝利数 シングルス
勝利数
デビュー
アンドレイ・ケドリュク 66 43 1995

年度別成績[編集]

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017
G1 PO QF 1R QF QF QF 1R

外部リンク[編集]