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デス・レース2000年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デス・レース2000年
Death Race 2000
監督 ポール・バーテル
脚本 ロバート・トム
チャールズ・グリフィス
原作 イブ・メルキオール
製作 ロジャー・コーマン
出演者 デヴィッド・キャラダイン
シモーネ・グリフェス英語版
シルヴェスター・スタローン
メアリー・ウォロノフ
ロバータ・コリンズ
マーティン・コーヴ
音楽 ポール・チハラ
撮影 タク・フジモト
編集 ティナ・ハーシュ
配給 アメリカ合衆国の旗 ニューワールド・ピクチャーズ
日本の旗 コロムビア映画(現・ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
公開 アメリカ合衆国の旗 1975年4月27日
日本の旗 1977年6月25日
上映時間 84分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $300,000
次作 デス・レース 2050
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デス・レース2000年』(Death Race 2000)は、1975年アメリカ合衆国で製作されたカルト映画である。無名時代のシルヴェスター・スタローンが出演していたことでも知られている。

概要

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カルト映画の奇才であるポール・バーテルが監督、B級映画の帝王であるロジャー・コーマンが製作、デヴィッド・キャラダインほか、『ロッキー』により人気を博したシルヴェスター・スタローンのブレイク直前の出演作品であり、低価格なギャラで主役のライバルを演じている。国民から絶大な人気を誇る“デス・レース”が開催され、優勝に意気込む5組のレーサーたちが死闘を繰り広げる本作だが、レース中に人を殺せばポイントを獲得できるなどという過激な内容と、随所に満載されたコミカルなブラック・ユーモアが支持されて製作されてから50年以上経つ今もなお、カルト的な人気を誇っている。

コーマンは後年スタローンが大成功を収め、その半年前に出演した本作がカルト映画として人気を博したことについて「あれは安い買い物だった」と発言している。

あらすじ

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西暦2000年、その年も国民から絶大な人気を誇る“デス・レース”が開催される。ニューヨークからロサンゼルスまでの距離を競うため、奇抜な武装を装着したレーシング・カーに乗り5組のレーサーたちがスタート地点の競技場に登場した。ナチスの恋人と称されるマチルダ、暴君ネロが操縦するライオン号、西部劇風のカラミティ・ジェーンが乗る雄牛号、レースの嫌われ者こと人呼んでマシンガン・ジョー(シルヴェスター・スタローン)、そして去年の優勝者でレースの人気者フランケンシュタイン(デヴィッド・キャラダイン)とその新しいナビゲーターのアニー(シモーネ・グリフェス)。

このレースには、競技中に一般市民を轢き殺せば年齢や性別に応じてポイントが加算される[1]というルールがあり、レーサーたちは次々と市民を轢き殺しながら我先にとゴールへ直進する。ところが間違って主催側の人間をひき殺してしまい、これでレースも中止かと思われたが、それでもポイントは加算されると発表されレースは泥沼と化す。そのころ、レースに異議を唱える反政府組織の計画も着々と進む。

レースの道中でフランケンシュタインはアニーがレジスタンス組織の一員であることに気づくが、彼もまた彼女に大統領暗殺を秘めているということを告白する。

フランケンシュタインはレースに勝利し、そしてそのセレモニーで大統領に接見した際に目論見通り暗殺を成功させる。

それからフランケンシュタインが大統領に就任することとなり、これまでとは違う暴力のない国にしていくことを宣言。デス・レースによって名を成したはずの人物がそれを掲げることに疑念を挟むリポーターもいた。レポーターは「殺戮、殺戮、殺戮、それがアメリカン・ウェイ・オブ・ライフだ」とフランケンシュタインの前に立ちはだかる。フランケンシュタインはアニーとともに車に乗り込みそのリポーターを轢いて去っていく。

キャスト

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役名 俳優 TV版吹替
フランケンシュタインデヴィッド・キャラダイン中田浩二
アニー・スミスシモーネ・グリフェス小宮和枝
マシンガン・ジョーシルヴェスター・スタローン玄田哲章
カラミティ・ジェーンメアリー・ウォロノフ
マチルダロバータ・コリンズ横尾まり
ネロマーティン・コーヴ石丸博也
マイラルイザ・モリッツ
ジュニア・ブルースドン・スティール村山明
グレイス・パンダージョイス・ジェイムソン
メカニックジョン・ランディス
フランケンシュタインの主治医ポール・バーテル
  • TV版吹替:2012年に発売されたBlu-ray Disc、新盤DVDに収録。

スタッフ

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その他

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1978年6月、アメリカのエキシディで開発され、日本ではボナンザ・エンタープライズにより製造されていたアーケードゲームデスレース』の製造業者らが、電気用品取締法違反容疑で神奈川県警察により摘発された。同ゲームは自動車のハンドルを操作して映像の歩行者を轢き殺し、その数を競うというもので、映画の内容と共通するものがあった。容疑は同製品が形式認可を受けていないことを捉えたものであり、ゲーム内容自体の違法性を問うものではなかった[2]

脚注

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  1. 作品中のリポーターの台詞によると、ポイントは男性より女性、成人より子供が高く、老人が一番高いとされる。
  2. 「殺人ゲーム機」ついに断 電気用品取締法を適用 製造業者ら四人逮捕『朝日新聞』1978年6月6日朝刊、13版、23面

関連項目

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外部リンク

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