ダグ・サマーズ
ダグ・サマーズ | |
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1986年 | |
プロフィール | |
リングネーム | ダグ・サマーズ |
本名 | ダグラス・サマーソン |
ニックネーム | プリティ・ボーイ |
身長 | 185cm[1] - 190cm[2] |
体重 | 105kg[1] - 112kg[2] |
誕生日 | 1951年9月22日 |
死亡日 | 2017年5月16日(65歳没)[3] |
出身地 |
アメリカ合衆国 ミネソタ州 ヘネピン郡ミネアポリス |
トレーナー |
バーン・ガニア[1] ハーリー・レイス[2] |
デビュー | 1971年[2] |
引退 | 2012年[4] |
"プリティ・ボーイ" ダグ・サマーズ("Pretty Boy" Doug Somers、本名:Douglas Duane Somerson、1951年9月22日 - 2017年5月16日[3])は、アメリカ合衆国のプロレスラー。ミネソタ州ミネアポリス出身。
地元ミネアポリスを本拠地とするAWAを主戦場に、ヒールの中堅選手として活動した[1]。元AWA世界タッグ王者であり[5]、主にタッグマッチにおいて実績を築いた。
来歴
[編集]ミネソタ州立大学を中退後、バーン・ガニアのレスリング・キャンプに入り、1970年代前半にデビューしたとされる[1]。以降、AWAを中心に、NWAのミッドアトランティック、ジョージア、フロリダなど各地を前座要員として転戦[6]。1975年11月には、同時期よりAWAとの提携を開始した全日本プロレスに初来日[1]。ジャンボ鶴田やザ・デストロイヤーとのシングルマッチも組まれた[7]。
その後、ザ・ファンクスが主宰していたテキサス西部のアマリロ地区に参戦。1977年4月7日にスーパー・デストロイヤー(アート・ネルソン)を破り、NWAウエスタン・ステーツ・ヘビー級王座を獲得[8]。1978年9月28日にはロジャー・カービーと組んでドリー・ファンク・ジュニア&ラリー・レーンから同タッグ王座も奪取、ディック・マードック&ブラックジャック・マリガンの大型コンビともタイトルを争った[9]。
1980年はオクラホマのトライステート地区にてロン・マクファーレンをパートナーに、トミー・ギルバート&エディ・ギルバートやヘクター・ゲレロ&ロン・セクストンなどのチームとNWAトライステート・タッグ王座を争う[10]。同王座は1981年10月にも、ポークチョップ・キャッシュと組んでチーフ・フランク・ヒル&エリック・エンブリーから奪取しており、通算3回に渡って戴冠した[10]。
その後はセントラル・ステーツ地区を経て、1984年に太平洋岸北西部のパシフィック・ノースウエスト・レスリングに登場し、ジュールズ・ストロンボー、スコット・マギー、トム・プリチャード、マット・ボーン、マンド・ゲレロ、スタン・スタージャック、ボビー・ジャガーズなどと対戦[11]。1985年はオレイ・アンダーソン主宰のチャンピオンシップ・レスリング・フロム・ジョージアにてチック・ドノバンとのタッグチームで活動、トミー・リッチやサンダーボルト・パターソンとも対戦した[12]。
1986年より古巣のAWAに復帰[6]。シェリー・マーテルをマネージャーに迎え、"プレイボーイ" バディ・ローズとの金髪コンビを結成、5月17日にスコット・ホール&カート・ヘニングを破ってAWA世界タッグ王座を獲得した[5]。以降、マーティ・ジャネッティ&ショーン・マイケルズのミッドナイト・ロッカーズと抗争を繰り広げ、1987年1月27日にロッカーズに敗れるまでタイトルを保持した[5]。AWA世界タッグ王座には同年10月にも、WWFに移籍したボリス・ズーコフの後任として、ソルダット・ユスティノフのパートナーとなって戴冠している[5]。
AWA離脱後の1989年2月、全日本プロレスへ久々に来日。ザ・グレート・カブキとのシングルマッチや、ジェリー・オーツと組んでのジャイアント馬場とのタッグマッチなどに出場した[13]。1990年代に入るとWCWやWWFでジョバーを務め[14]、WCWでは1991年10月7日のTVショーにてスティングと対戦[15]。WWFでは1992年9月2日、ナチュラル・ディザスターズが保持していたWWF世界タッグ王座にアイアン・マイク・シャープと組んで挑戦した[16]。
2000年代末より各地のインディー団体にスポット参戦していたが[6][14]、2012年に現役を引退した[4]。
獲得タイトル
[編集]- NWAウエスタン・ステーツ・スポーツ
- NWAトライステート
- NWAトライステート・タッグ王座:3回(w / ロン・マクファーレン×2、ポークチョップ・キャッシュ)[10]
- オールサウス・レスリング・アライアンス
- AWA世界タッグ王座:2回(w / バディ・ローズ、ソルダット・ユスティノフ)[5]
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 『全日本プロレス 来日外国人選手 PERFECTカタログ』P73(2002年、日本スポーツ出版社)
- ^ a b c d “Doug Somers”. Cagematch.net. 2016年7月3日閲覧。
- ^ a b c “"Pretty Boy" Doug Somers passes away at 65 years old”. Wrestling Observer Newsletter (2017年5月16日). 2017年5月18日閲覧。
- ^ a b c “元AWA世界タッグ王者 ダグ・サマーズ氏死去 65歳”. Nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. (2017年5月18日) 2017年5月18日閲覧。
- ^ a b c d e “AWA World Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2016年7月3日閲覧。
- ^ a b c “Doug Somers: Places”. Wrestlingdata.com. 2016年7月3日閲覧。
- ^ “AJPW 1975 Giant Series 2”. Puroresu.com. 2016年7月3日閲覧。
- ^ a b “NWA Western States Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2016年7月3日閲覧。
- ^ a b “NWA Western States Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2016年7月3日閲覧。
- ^ a b c “NWA Tri-State Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2016年7月3日閲覧。
- ^ “The PNW matches fought by Doug Somers in 1984”. Wrestlingdata.com. 2016年7月3日閲覧。
- ^ “The CWG matches fought by Doug Somers in 1985”. Wrestlingdata.com. 2016年7月3日閲覧。
- ^ “The AJPW matches fought by Doug Somers in 1989”. Wrestlingdata.com. 2016年7月3日閲覧。
- ^ a b “Doug Somers: Matches”. Cagematch.net. 2016年7月3日閲覧。
- ^ “WCW World Championship Wrestling”. Cagematch.net. 2016年7月3日閲覧。
- ^ “WWF Wrestling Challenge #317”. Cagematch.net. 2016年7月3日閲覧。
- ^ “All-South Wrestling Alliance Georgia Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2018年11月22日閲覧。