スノウ・クラッシュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

スノウ・クラッシュ (SNOW CRASH) は、アメリカSF作家ニール・スティーヴンスンNeal Stephenson)が1992年に発表したSF小説。日本では1998年10月にアスキーから出版された後、2001年4月に早川書房から文庫本として出版された。

「やかましくて陰鬱な曲ばかり聴きながら」執筆したと著者が語るサイバーパンクにコミカルさを加えたポストサイバーパンク小説。


ストーリー[編集]

 近未来のアメリカ。世界の技術が均衡しテクノロジーの優位性を無くし、巨大船や巨大気球の安価な輸送で天然資源の強みは無くなった。アメリカ人が誇れるのは、音楽、映画、マイクロコード作り、高速ピザ配達。その国土はバーブクレイヴ(郊外都市国家)と呼ばれる小さな区画で仕切られた「フランチャイズ国家」の集団で分割されている(幹線道路は道路会社の所有)。

 高速ピザ配達フランチャイズ<配達人>(役割モデルの職業で特殊装備の制服と高性能車を使う)のヒロ・プロタゴニストは、TMAWH<ウィンザーの中庭ハイツ>で「スマートボックス」が配達タイムリミットまで1分43秒を表示するピザを、RadiKS<特急便屋>(FOQNEの重要物を境界区域を越えて運ぶ)のY.T(本名Yours Truly[1]) に預け、<ホワイト・カラム>に住む注文主がフリー・ピザを求め<ボブ判事の司法システム>に起訴を持ち込む事を逃れることができた。<29分54秒>のLEDでコーザ・ノストラピザとヒロはY.Tに借りを作った。

 最後のフリーランス・ハッカーで世界最高の剣士のヒロ・プロタゴニストは、<貯蔵庫>にある6×9メートルの部屋から「メタヴァース」の"家"にアクセスし、全長65536キロの<ストリート>にある<ブラック・サン>の前で、"ポート"にアクセスしてきたようなモノクロ・アヴァターの背の高い男からドラッグ「スノウ・クラッシュ」を勧められる。ヒロが受け取りを断った「スノウ・クラッシュ」を、<ブラック・サン>の設立者で所有者のDa5idは持っていた。ハイパーカードを「ふたつにちぎる」と、メタヴァース・プロトコルの生みの親で最高水準のハッカー、Da5id.マイヤーのアヴァターはシステムクラッシュし"デーモン"に排除された。

脚注[編集]

  1. ^ アスキー本では54ページに記載

関連項目[編集]

外部リンク[編集]