ジュゼッペ・ピアッツィ

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ジュゼッペ・ピアッツィ
発見した小惑星
(ケレス) (1)ケレス 1801年1月1日

ジュゼッペ・ピアッツィ(Giuseppe Piazzi 1746年7月7日ポンテ・イン・ヴァルテッリーナ - 1826年7月22日ナポリ)はイタリア天文学者であり、数学者、神学者でもあった。1781年シチリアに自身で設立したパレルモ天文台の天文台長に就任した。歴史上初めて小惑星を発見したことで著名である。

19世紀が始まった1801年1月1日に彼が天体観測をしている際に恒星とは違う動きをする天体を発見した。彼は最初彗星だと考えていたが、その後の観測により彼は太陽系の天体と確認。病気で倒れたことにより、2月11日が最後の観測となった。

この星は、ローマ神話の女神ケレスとナポリフェルディナンド4世からケレス・フェルディナンデア(Ceres Ferdinandea)と命名された。その後国王の名は政治的理由により削除され、現在の(1)ケレスとなった。

ケレスは太陽に接近したためにその後行方が分からなくなったが、カール・フリードリヒ・ガウス最小二乗法を改良して編み出した軌道計算法によって、同年12月31日ハインリヒ・オルバースらによって再発見された。このケレスは最初に発見され、小惑星帯内では現在も最大級の小惑星である(2006年準惑星に分類された)。

後に彼の功績をたたえ、1923年に発見された通算1000番目の小惑星にはピアッツィアと命名された。また、ピアッツィ・クレーターにも命名されている。