グロワ島

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Groix
Blason ville fr Groix (Morbihan).svg

Groix SPOT 1276.jpg
行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) ブルターニュ地域圏Blason region fr Bretagne.svg
(département) モルビアン県
(arrondissement) ロリアン郡
小郡 (canton) グロワ小郡
INSEEコード 56069
郵便番号 56590
市長任期 エリック・レジェヌルメル
2008年 - 2014年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté d'agglomération du Pays de Lorient
人口動態
人口 2 291人
2007年
人口密度 155人/km2
住民の呼称 Groisillon, Groisillonne
地理
座標 北緯47度38分 西経3度28分 / 北緯47.63度 西経3.47度 / 47.63; -3.47座標: 北緯47度38分 西経3度28分 / 北緯47.63度 西経3.47度 / 47.63; -3.47
標高 平均:?m
最低:0m
最高:48 m
面積 14.82km2 (1 482ha)
Groixの位置(フランス内)
Groix
Groix
公式サイト Mairie de Groix
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グロワ島フランス語Île de Groixブルトン語Enez Groe)は、フランス北西部モルビアン県の島。

地理・自然[編集]

テュディ港

長さ8キロ、幅3キロ。面積は15平方キロメートル。ロリアン沿岸から数キロの沖合に浮かぶ。ロリアン=グロワ間には日に数便のフェリーが往復する。行政上は、モルビアン県のコミューンである。

島には小さな町がある。島北岸には切り立った高い崖がそびえ、南岸の穏やか入り江には砂浜が広がる。グロワは多種多様な海鳥類の宝庫である。

グロワは地質学上、本土と異なる。東岸と南岸は1982年より天然鉱物資源発掘が行われている。島から60種類以上の鉱物が発見され、特に青い藍閃石緑簾石石榴石が知られる。島全体は主に結晶片岩からなっている。

西岸海洋性気候で、年間平均気温は約12℃、最も寒い12月と1月で平均気温が7℃から8℃である。最も暑い7月から8月の平均気温は17℃から18℃である。

グロワ島内にはヘビもキツネもいないが、ヒキガエルをまれに見ることができる。古ノルド語でGroという別称を持つヒキガエルは、Groixの語源になったといわれている[1]ウサギがとても多く生息しているが、家庭で飼われるネコが急速に増えたため、過去10年間でその頭数は激減した。キジは島のいたるところで年間通してみることができる。

歴史[編集]

グロワ島は2つの地区に分けられてきた。ブルトン語コルヌアイユ方言を話す西部のプイシ(Piwisy)と、ブルトン語ヴァンヌ方言を話す東のプリュムテゥル(Primiture)である。しかし島が2つの教区に分かれていたのではなく、単一の行政体とも見られていなかった。孤立する島民の信仰をまとめていたのは、カンペルレにあるベネディクト会派のサント=クロワ修道院の聖職者たちであった。

ヴァイキングたちは島を侵略後、様々な痕跡を残した。長さ14mのボートが収められた埋葬塚もその1つである。墓には人骨や犬の骨の他、剣、盾、盾、斧、槍、矢、ナイフなど多くの武器が収められていた。

グロワ島は、エンヌボンを拠点とするケメネ=エボ家を領主としていた。その後、末裔であるロアン家がフランス革命まで島を治めた。

文化[編集]

島で話されていたブルトン語グロワ方言は、1914年以前は5500人あまりの島民が話していたが、20世紀中に消滅した。

脚注[編集]

  1. ^ La présence de crapauds sur Jersey est à l'origine du nom de "crapauds" (prononcer "cwapow") que les Guernesiais donnent à ses habitants.

関連項目[編集]