キューバとロシアの関係

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キューバとロシアの関係
CubaとRussiaの位置を示した地図

キューバ

ロシア

キューバとロシアの関係ロシア語: Российско-кубинские отношенияスペイン語: Relaciones Ruso-Cubanas)は、キューバロシアの間における政治経済文化交流などを示す。これらの国はソビエト連邦の時代から緊密に提携している。ロシアはハバナ大使館、およびサンティアーゴ・デ・クーバ総領事館を設置している。キューバはモスクワに大使館、およびサンクトペテルブルク名誉総領事館を設置している。キューバには、およそ5万5000人のロシア系国民が住んでいる。

キューバとソビエト連邦[編集]

詳細は「キューバとソビエト連邦の関係英語版」を参照。

キューバとロシア連邦[編集]

1991年ソ連邦が崩壊してからも、キューバとロシアは外交関係を維持している。ウラジーミル・プーチン大統領2000年に政権を握った後、両国の関係は拡大した。2000年12月、プーチン大統領はキューバを訪問して、フィデル・カストロとともに禁輸措置解除を提唱した。ロシアは依然としてキューバの大口債権者であり、両国は互いに緊密な経済関係を維持している。キューバは2008年の南オセチア紛争でロシアの立場を強く支持した。2008年の秋、キューバとロシアは経済分野で協力関係を強めた。ロシアの副首相イーゴリ・セーチンは、経済関係や政治関係を強化するために、2008年に何度かキューバを訪れている。ロシアは、2008年の秋に3度のハリケーンがキューバを荒廃させた後この国へ援助を提供した最初の国である。ロシアの支援には、食糧医薬品、建設資材を搭載した飛行機4機が含まれる。

2008年11月、ドミートリー・メドヴェージェフ大統領はキューバを訪問した。経済関係を強化して、ロシア企業がキューバの海域で原油を掘削し、ロシアの鉱山会社がキューバのニッケルを採掘する許可を得るためである[1]ラウル・カストロは、2009年1月28日から2009年2月4日まで約1週間の日程でモスクワを訪問した。この時に行われた会談の成果には、キューバ政府に対して2000万ドルほどの資金、キューバに対する人道援助として2万5000トン穀物が含まれていた[2]

2009年7月、ロシアはキューバとの契約に署名してからメキシコ湾石油探査を開始した。新たな合意のもと、ロシアは建設機械農業機械を購入するための1億5000万ドルの融資を行った[3]2013年、メドヴェージェフはキューバを再び訪問して、現地で教育健康水理気象学航空宇宙技術に関する契約を締結した[4]

2014年7月、ウラジーミル・プーチン大統領も再度キューバを訪問して、この島国がモスクワに対して抱えている350億ドルの借金のうち90%を帳消しすることを提案した上で、キューバの石油産業に投資する契約を現地で発表した[5]

出典[編集]

  1. ^ “Medvedev in Cuba to improve ties”. BBCニュース. (2008年11月28日). http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/7753676.stm 2009年9月14日閲覧。  (英語)
  2. ^ Cuba and Russia strengthen ties as Raúl Castro visits Moscow ニューヨーク・タイムズ、2009年1月30日。 (英語)
  3. ^ “Russia to drill for oil off Cuba”. BBCニュース. (2009年7月29日). http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/8175704.stm 2009年9月14日閲覧。  (英語)
  4. ^ “Medvedev's tour enhances Russia's presence in Latin America”. 環球時報. 新華社. (2013年2月24日). http://www.globaltimes.cn/content/763695.shtml 2013年2月24日閲覧。  (英語)
  5. ^ Orsi, Peter (2014年7月11日). “Putin kicks off Latin America tour with Cuba stop”. AP通信. The Big Story. 2014年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月22日閲覧。 (英語)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]