キャサリン・タイ
| キャサリン・タイ Katherine Tai | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 戴琪 | |||||||||||||
 | |||||||||||||
| アメリカ合衆国通商代表 | |||||||||||||
| 就任 2021年3月18日 | |||||||||||||
| 大統領 | ジョー・バイデン | ||||||||||||
| 前任者 | ロバート・ライトハイザー | ||||||||||||
| 個人情報 | |||||||||||||
| 生誕 | 1974年3月18日（50歳）[1] アメリカ合衆国コネチカット州 | ||||||||||||
| 政党 | 民主党 | ||||||||||||
| 教育 | イェール大学 (BA) ハーバード大学 (JD) | ||||||||||||
| 中国語 | |||||||||||||
| 中国語 | 戴琪 | ||||||||||||
| |||||||||||||
キャサリン・チ・タイ（英語: Katherine C. Tai、1974年3月18日-[1]）は、アメリカ合衆国の弁護士。下院歳入委員会では主席法律顧問を務めていた。現在は、ジョー・バイデン政権において通商代表を務めている。
出自と教育[編集]
タイはコネチカット州で生まれた後、ワシントンD.C.で育ち、シドウェルフレンズスクールに通った[2]。両親はいずれも中国本土で生まれ[3]、台湾で育った後に米国に移住している[4][5]。タイはイェール大学で歴史の学士号を取得して卒業したあとに、ハーバード・ロー・スクールで法務博士号を取得した[6]。その後、中国の中山大学で、イェール中国協会のフェローとして2年間英語を教えていた[7]。
キャリア[編集]
2007年から2014年まで通商代表部の法律顧問を務め、特に2011年から退職するまでは、中国貿易についてのエンフォースメント(ルールの実効性担保)に関する首席顧問となった。法律顧問室では、タイはWTOでの貿易事件に取り組んだ[8]。2014年には下院歳入委員会の法律顧問となり、2017年には主席法律顧問に任命された[9]。
下院歳入委員会の在籍中、タイは米国-メキシコ-カナダ協定(USMCA)に関するトランプ政権と下院との交渉でより強力な労働条項を提唱し[7]、重要な役割を果たした[10]。また、中国との通商問題にも精通しており[11]、AP通信はタイを「貿易政策に関する問題解決の現実主義者」と評している[12]。 2020年12月10日にジョー・バイデン次期大統領より通商代表に指名され[13]、2021年3月17日に上院の本会議において人事案が全会一致で承認[14]。翌18日に就任宣誓を行い着任した[15]。
通商代表として[編集]
2022年11月18日、中国の王文涛商務部長との間で会談。経済貿易上の問題などについて協議[16]。
私生活[編集]
脚注[編集]
- ^ a b Garver, Rob (2021年1月29日). “Biden’s Trade Representative Expected to Be Assertive with China”. VOA 2021年2月9日閲覧。
- ^ “Katherine Tai”. US-China Business Council (2019年1月22日). 2020年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月9日閲覧。
- ^ Shalal (2020年12月11日). “Biden's trade nominee has family roots in both Taiwan and China”. Reuters. 2021年1月26日閲覧。
- ^ TaiwanNews. “Taiwanese-American Katherine Tai expected to be nominated as US trade envoy”. Taiwan News. 2020年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月12日閲覧。
- ^ “拜登找台裔戴琪出任美國貿易代表 雙親來自台灣 | 國際 | 重點新聞 | 中央社 CNA” (中国語). www.cna.com.tw. 2020年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月12日閲覧。
- ^ “Neal Announces New Ways and Means Democratic Chief Trade Counsel”. House Ways and Means Committee. 2020年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月9日閲覧。
- ^ a b Wang, Amy B.; Lynch, David J. (2020年12月9日). “Biden selects Katherine Tai as U.S. trade representative”. The Washington Post. オリジナルの2020年12月11日時点におけるアーカイブ。 2020年12月10日閲覧。
- ^ Lawder, David; Shalal, Andrea (2020年11月25日). “Lawyer Katherine Tai a Congress favorite for Biden trade czar” (英語). Reuters. オリジナルの2020年12月8日時点におけるアーカイブ。 2020年12月10日閲覧。
- ^ Merica, Dan; Saenz, Arlette; Zeleny, Jeff (2020年12月9日). “Biden expected to nominate Katherine Tai to serve as US Trade Representative”. CNN. オリジナルの2020年12月11日時点におけるアーカイブ。 2020年12月9日閲覧。
- ^ a b Bade, Gavin; Pager, Tyler; Rodriguez, Sabrina (2020年12月9日). “Biden to name Hill staffer Katherine Tai for top trade job” (英語). Politico. オリジナルの2020年12月9日時点におけるアーカイブ。 2020年12月9日閲覧。
- ^ “米ＵＳＴＲ代表 中国通のタイ氏”. 毎日新聞 (2020年12月12日). 2021年6月10日閲覧。
- ^ Miller, Zeke; Wiseman, Paul (2020年12月9日). “AP sources: Biden to pick Katherine Tai as top trade envoy”. AP News. オリジナルの2020年12月10日時点におけるアーカイブ。 2020年12月10日閲覧。
- ^ Franck (2020年12月10日). “Biden picks longtime China critic Katherine Tai as top U.S. trade official” (英語). CNBC. 2020年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月11日閲覧。
- ^ “米上院、タイ氏のＵＳＴＲ代表指名を承認 全会一致”. ロイター. (2021年3月18日) 2021年3月18日閲覧。
- ^ “Katherine C. Tai Sworn in as USTR Ambassador”. アメリカ合衆国通商代表部 (2021年3月18日). 2021年3月20日閲覧。
- ^ “中米経済貿易協力 健全で安定した発展軌道への回帰を期待＝商務部”. CRJ (2022年11月24日). 2022年11月25日閲覧。
- ^ Swanson, Ana (2020年12月9日). “Biden Picks Katherine Tai as Trade Representative” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. オリジナルの2020年12月11日時点におけるアーカイブ。 2020年12月12日閲覧。
外部リンク[編集]
 | この項目は、法曹に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ:人物伝）。 |