オール・シーイング・アイ
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『オール・シーイング・アイ』 | ||||
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ウェイン・ショーター の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1965年10月15日 ヴァン・ゲルダー・スタジオ | |||
ジャンル | アヴァンギャルド・ジャズ、フリー・ジャズ、ポスト・バップ | |||
時間 | ||||
レーベル | ブルーノート・レコード | |||
プロデュース | アルフレッド・ライオン | |||
ウェイン・ショーター アルバム 年表 | ||||
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専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
Allmusic | [1] |
『オール・シーイング・アイ』(The All Seeing Eye)は、サックス奏者ウェイン・ショーターの9枚目のアルバム。
1965年10月15日に録音され、ブルーノート品番BLP4219やBST84219で発売された。
フレディ・ハバード、グレイシャン・モンカー3世、ジェームス・スポルディング、ハービー・ハンコック、ロン・カーターとジョー・チェンバースが参加。
ショーターの兄アラン・ショーターが1曲にゲスト参加している。
「オールミュージック」のスコット・ヤナウは「基本のバップとブルースではなく、微妙な驚きがたくさんある。30年以上前の作品なのに、まだ新鮮に聴こえる音楽」とした。[2]
アルバムの構想
[編集]アルバムのオリジナルのライナーノーツでは、アルバムは人生の意味、存在、神、宇宙の性質を表現したと書いてある。
ナット・ヘントフとの長いインタビューで、ショーターはそれぞれの作品の意味に言及:
"タイトル曲は神の遍在を描いている。
「ジェネシス」は、すべてのものの創造を指し; 最初の部分は、フリーのテンポのフレーズで構成されている。
「創世記」では終わりがない感じを与えようと試みている。
「カオス」は「戦争、意見の相違と困難」を描いた。
「フェイス・オブ・ザ・ディープ」はマイナー・キーのバラード。希望に満ちた曲だ"。
クロージング作品の「メフィストフェレス」はウェインの兄アランによる作曲であり、それは悪の不吉な存在を強調している。ウェインは指摘している:「クライマックスは悲鳴のように演奏した。悪魔の予測不可能性にだまされている場合は、その悲鳴があなたが支払う代償である。あなたは拷問にかけられ、火と硫黄を浴びせられる」と。
収録曲
[編集]注記を除き全曲、ウェイン・ショーター作曲
- ジ・オール・シーイング・アイ - "The All Seeing Eye" - 10:32
- ジェネシス - "Genesis" - 11:44
- カオス - "Chaos" - 6:56
- フェイス・オブ・ザ・ディープ - "Face of the Deep" - 5:29
- メフィストフェレス - "Mephistopheles"(アラン・ショーター作曲) - 9:40
パーソネル
[編集]- ウェイン・ショーター - テナーサックス
- フレディ・ハバード - トランペット、フリューゲルホルン
- グレイシャン・モンカー3世 -トロンボーン
- ジェームス・スポルディング - アルトサックス
- ハービー・ハンコック - ピアノ
- ロン・カーター - ベース
- ジョー・チェンバース - ドラム
- アラン・ショーター - フリューゲルホルン(5曲目のみ)
参照
[編集]- ^ Allmusic Review
- ^ Yanow, S. Allmusic Review accessed 2 August 2009.
外部リンク
[編集]- The All Seeing Eye (RVG edition) - Blue Note site