オゴ=オゲネ・エグウェロ

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オゴ=オゲネ・エグウェロ Portal:陸上競技
Salzburger Leichtathletik-Gala 2015
選手情報
フルネーム オゴ=オゲネ・オマノ・エグウェロ
ラテン文字 Ogho-Ogene Omano Egwero
国籍 ナイジェリアの旗 ナイジェリア
競技 陸上競技 (短距離走)
種目 60m, 100m, 200m
大学 ナイジェリアの旗 デルタ州立大学英語版
生年月日 (1988-11-26) 1988年11月26日(35歳)
出身地 ナイジェリアの旗 エヌグ州
身長 152cm[1]
体重 72kg
成績
オリンピック 100m 予選4組6着 (2012年)
100m 予選2組6着 (2016年)
世界選手権 100m 2次予選2組5着 (2009年)
地域大会決勝 アフリカ競技大会
100m 2位 (2015年)
4x100mR 優勝 (2011年)
自己ベスト
60m 6秒60 (2011年)
100m 10秒06 (2011年, 2015年)
200m 20秒60 (2015年)
獲得メダル
陸上競技
ナイジェリアの旗 ナイジェリア
アフリカ競技大会
2011 マプト 4x100mR
2015 ブラザヴィル 100m
アフリカ選手権
2014 マラケシュ 4x100mR
2010 ナイロビ 4x100mR
2012 ポルトノボ 4x100mR
アフリカ
コンチネンタルカップ
2014 マラケシュ 4x100mR
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オゴ=オゲネ・オマノ・エグウェロOgho-Ogene Omano Egwero1988年11月26日 ‐ )は、ナイジェリアエヌグ州出身の陸上競技選手。専門は短距離走100mで10秒06の自己ベストを持ち、ナイジェリア選手の選手としては2006年5月12日に10秒の壁を破ったオルソジ・ファスバ以降、9秒台に最も近づいている選手である[注 1][2]

経歴[編集]

2009年8月のベルリン世界選手権男子100mに出場し、弱冠20歳でシニアの世界大会デビューを果たした。2次予選で10秒19(+0.4)の自己ベスト(当時)をマークしたが、着順で準決勝に進出できた組3着とは0秒04差、タイムで拾われた最後の枠の選手とは0秒03差で惜しくも準決勝進出を逃した[3]

2010年3月のドーハ世界室内選手権男子60mでは予選を突破し、世界大会で初のセミファイナリストとなった。初の世界大会決勝進出がかかった準決勝は6秒68の組5着に終わり、着順で突破するには0秒06、タイムで拾われるには0秒03及ばなかった[4]

2011年9月のアフリカ競技大会に出場すると、男子100m準決勝で10秒06(+2.0)の自己ベストをマーク。準決勝を全体1位で突破したが、決勝では10秒31(-0.4)とタイムを落とし、3位と0秒02差の4位でメダルを逃した。しかし、男子4×100mリレーでは38秒93(4走)をマークしての金メダル獲得に貢献し、リレー種目ながら初のアフリカチャンピオンに輝いた[5]

2015年9月のアフリカ競技大会に出場すると、男子100m準決勝で10秒06(+0.3)の自己ベストタイをマークし、前回大会に続いて準決勝を全体1位突破。決勝はベン=ユスフ・メイテ(10秒04)に敗れ10秒17(-2.1)の2位に終わったが、この種目で初のメダルとなる銀メダルを獲得した[6]

自己ベスト[編集]

記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風、-は向かい風を意味する。

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 10秒06 (+2.0)
10秒06 (+0.3)
2011年9月12日
2015年9月13日
モザンビークの旗 マプト
コンゴ共和国の旗 ブラザヴィル
200m 20秒60 (-0.2) 2015年7月31日 ナイジェリアの旗 ワリ
室内
60m 6秒60 2011年2月11日 ドイツの旗 デュッセルドルフ

主要大会成績[編集]

備考欄の記録は当時のもの

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2006 世界ジュニア選手権 中華人民共和国の旗 北京 4x100mR 決勝 DNF (1走)
2009 世界選手権 ドイツの旗 ベルリン 100m 2次予選 10秒19 (+0.4) 自己ベスト
2010 世界室内選手権 カタールの旗 ドーハ 60m 準決勝 6秒68
アフリカ選手権 (en ケニアの旗 ナイロビ 100m 5位 10秒26 (+1.9)
200m 予選 21秒72 (-0.1)
4x100mR 2位 39秒22 (3走)
英連邦競技大会 (en インドの旗 デリー 100m 準決勝 10秒31 (+0.9)
4x100mR 予選 DQ (4走)
2011 ユニバーシアード (en 中華人民共和国の旗 深圳 100m 7位 10秒49 (-0.2)
4x100mR 予選 40秒43 (4走)
世界選手権 大韓民国の旗 大邱 100m 予選 10秒57 (-1.7)
アフリカ競技大会 (en モザンビークの旗 マプト 100m 4位 10秒31 (-0.4) 準決勝10秒06 (+2.0):自己ベスト
4x100mR 優勝 38秒93 (4走)
2012 アフリカ選手権 (en ベナンの旗 ポルトノボ 100m 7位 10秒47 (-0.9)
4x100mR 2位 39秒34 (4走)
オリンピック イギリスの旗 ロンドン 100m 予選 10秒38 (+0.4)
2013 ユニバーシアード (en ロシアの旗 カザン 100m 1次予選 DNS
世界選手権 ロシアの旗 モスクワ 100m 予選 10秒26 (-0.1)
2014 世界リレー (en バハマの旗 ナッソー 4x200mR 予選 DNF (2走)
英連邦競技大会 (en イギリスの旗 グラスゴー 100m 準決勝 10秒40 (0.0)
4x100mR 予選 39秒11 (1走) 決勝進出[注 2]
アフリカ選手権 (en モロッコの旗 マラケシュ 100m 5位 10秒28 (+0.4)
4x100mR 優勝 38秒80 (1走)
コンチネンタルカップ (en モロッコの旗 マラケシュ 4x100mR 3位 39秒10 (4走) アフリカ大陸代表
2015 世界リレー (en バハマの旗 ナッソー 4x100mR 予選 DNS (2走)
アフリカ競技大会 (en コンゴ共和国の旗 ブラザヴィル 100m 2位 10秒17 (-2.1) 準決勝10秒06 (+0.3):自己ベスト
4x100mR 決勝 DQ (3走) オーバーゾーン
2016 世界室内選手権 アメリカ合衆国の旗 ポートランド 60m 予選 6秒75
オリンピック ブラジルの旗 リオデジャネイロ 100m 予選 10秒37 (+0.8)
2018 英連邦競技大会 (en オーストラリアの旗 ゴールドコースト 100m 準決勝 10秒42 (-0.3)
4x100mR 決勝 DQ (1走)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 国籍変更選手は除く。
  2. ^ 予選のみ出場。決勝のナイジェリアは40秒17の6位。

出典[編集]

  1. ^ プロフィール”. リオデジャネイロオリンピック公式サイト. 2016年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月9日閲覧。
  2. ^ 男子100m世界歴代ランキング”. 国際陸上競技連盟 (2016年3月22日). 2016年3月22日閲覧。
  3. ^ 第12回世界選手権男子100m2次予選サマリー”. 国際陸上競技連盟. 2016年3月22日閲覧。
  4. ^ 第13回世界室内選手権男子60m準決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟 (2011年5月16日). 2017年6月14日閲覧。
  5. ^ AAG: Nigeria Unleash Track And Field Warriors”. Complete Sports Nigeria (2015年9月13日). 2016年3月22日閲覧。
  6. ^ Ivorian sprint double for Meite and Ta Lou at All-African Games”. 国際陸上競技連盟 (2015年9月15日). 2016年3月22日閲覧。

外部リンク[編集]