ウェスタ神殿

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座標: 北緯41度53分30秒 東経12度29分11秒 / 北緯41.891664度 東経12.486262度 / 41.891664; 12.486262

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Temple of Vesta
Rom vesta tempel.jpg
Remains of the Temple of Vesta
所在地 Regione VIII Forum Romanum
建設年 unknown old Kingdom era
建設者 Unknown builder
建築様式 Roman Old kingdom
関連項目 無し
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Temple of Vesta

ウェスタ神殿(ウェスタしんでん)は、古代ローマにあったフォロ・ロマーノの建造物。

かまどの女神ウェスタをまつる神殿。王政期に建造。

備考[編集]

ローマ建築のヘレニズム化は神域の構成や神殿建築に最もよくあらわれており、その好例はローマのテヴェレ河畔の通称ウェスタの円形神殿、ポルトゥヌス神殿、パレストリーナのフォルトナ・プリマゲニア神域である。ウェスタ神殿では、大理石を使い、ヘレニズム建築の正統的コリント式オーダーが用いられている。こうした傾向のさきがけは、前146年にローマにサラミス出身のヘルマドロスが建てたユピテル神殿であった。これまでの神殿では凝灰岩やトラバーチンが建築材料であって、コリント式オーダーもポンペイのバシリカに見られるようにいわゆる変形したイタリア形のものにすぎなかった。ポルトゥヌス神殿は高い基壇の上に立ち、疑似周柱式の平面を持つ、ローマ人は周柱式をギリシア・ヘレニズム建築から学び、これを付け柱とすることで疑似周柱式という独自の形式を生み出した。パレストリーナの神域は幾段ものテラスからなら、列柱廊による広場を作り、そこに強烈な軸線を通すことで全体を結びつけている。列柱廊の広場やテラス構成は、コスのアスクレピウス神域やペルガモンの都市構成に見られるように、まさしくヘレニズム建築に由来するものである。

参考文献[編集]

  • カラー版西洋建築様式史